ウィリアム・M・ナピエ

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ペトロシアンの方程式 下 新潮文庫

ウィリアム・M・ナピエ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102218242
ISBN 10 : 4102218246
フォーマット
出版社
発行年月
2004年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,287p

内容詳細

フィンドホーンは、日記の真相を追究するため独自の調査を開始した。その結果、スイスに本部を置く宗教団体、さらにある日本人実業家が浮かび上がる。日に日に激しさを増す敵の攻撃をかわしながら、フィンドホーンは物理学者の故郷アルメニア、日本、さらにはスイスへと飛ぶ。日記には、真空からエネルギーを抽出して超高性能爆弾を造るという驚愕の製造方式が克明に記されていた。

【著者紹介】
ビル・ネイピア : 1940年スコットランド生れ。グラスゴー大学で天文学博士号を取得。’96年より北アイルランドのアーマー天文台で研究を積む。天体がもたらす危険に関しては世界的権威。彗星の起源、宇宙の冬といったテーマで共著を発表後、’99年、『天空の劫罰』で小説家としてデビューを果たす。現在は真空の研究に取り組んでいる

藤田佳澄 : 東京生れ。上智大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みも さん

    ロンドン、アメリカ、アルメニア、スイス、日本と世界を股に掛けた壮大な大風呂敷。命を狙われつつの争奪戦であるにも拘らず、逼迫感は一向に伝わらない。いかにも映像向けに書かれた短絡的なアクションといったところ。大金をかけて豪華に制作された、ハリウッド映画の駄作といった印象しか残らず。友人の裏切りに対する感情の揺らぎも浅く、表層をなぞるだけで悲嘆も悲哀も何一つ伝わってこない。科学的描写は暴走気味に冴えわたるが、一般読者に伝わりにくい記述であるなら、筆者の自己満足に過ぎない。専門家故の「策士策に溺れる」といった感。

  • うたまる さん

    「方程式に表せるものすべてが物理的に実在するとはかぎりません。このZPEは計算上のトリックにすぎませんよ」……本職が天文学研究者である著者は、学術的テーマでは活き活きと筆が走る。特にゼロ・ポイント・エネルギーについての議論は素人ながら引き込まれた。一方、メインストーリーの方はバタバタ感が否めない。それぞれの登場人物の意思決定が理性的でなく、ほとんど共感できなかった。まあ、それは本作だけでなく大抵の洋モノがそうなんだけど。もう一つ、滋賀県民なら更にお楽しみ有り。

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