ウィリアム・サマセット・モーム

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世界100物語 3

ウィリアム・サマセット・モーム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309708737
ISBN 10 : 4309708730
フォーマット
出版社
発行年月
1996年12月
日本
追加情報
:
399p;20

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    モームの選んだ100の作品のうち、この巻には16の作品が収められています。作者の名前は知っていても読んだものはあまりありませんでした。ただジェイコブズの「猿の手」は怪奇小説のアンソロジーにはほとんど収められているのでなつかしく感じました。コンラッドの「颱風」は100ページを超えていてどちらかというと中編に属します。嵐に立ち向かう船員たちの様子がかなり克明に描かれています。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    5篇、既読。コンラッドの「颱風」は序盤の船乗りに憧れて家を飛び出す出世劇の軽やかさに対し、中国人を軽んじたり、現場を知らない上からの命令に逆らえなかったり、統制がとれない為に非常事態に陥る部分が身近すぎて居た堪れない。だが、颱風に見舞われる場面は圧巻。「男爵の運命」は本物の策士は本当に怖いと震撼させられました。そして「一文なし」や「ふみにじられた牝鹿」は本当に酷い話です。特に後者のべヴィルは絶対、『りんごの樹』の主人公と同じような人だと思う。「馬車」は幽霊譚ですが、地獄へ行くのに最後の優しさにほっこりする

  • 春ドーナツ さん

    《前々回のあらすじ》アンソロジーは「文学的コンパ」ではないかと空想する。***初めて出会った人たち:シュニッツラー、アーサー・モリスン、トリスタン・ベルナール、キプリング、メアリー・オースティン、ルートヴィヒ・トーマ、スティーヴン・クレーン 意中のお方(その作品)ジャック・ロンドン「焚火」 グレーゾーン:W・W・ジェイコブズ「猿の手」→名前に記憶はないけれど、この短篇は読んだことがあるような気がする。既視感。もしかして、「兎の脚」と勘違い? 今後もグレーゾーンな人が増えるのだろうか。

  • Masako Yamada さん

    コンラッドの『颱風』で自然と闘う船乗りたちで始まり、最後はジャック・ロンドンの氷の自然と闘う男ひとりと犬『焚火』でしめくくられている。  シュニッツラー『男爵の運命』、キプリングの『王様になりたい男』は女ゆえの自滅で、語りの妙。  ピエール・ミルの『ふみにじられた雌鹿』は差別意識まるだしのいやな男が主人公。鹿と乙女のかなしい眼を重ねた。 トーマの『フランツおじさん』は、こういう勝手なおとないるよね、という子供からの視点。  ウェルズ『堀とその扉』は、死への誘いか?二匹の豹が魅力的、独創的。  

  • Hitori Tada さん

    本当に巧みな芸術的な話。が、ほとんどの話が読後感が悪い。女性からみると馬鹿にするなと思うような女を軽んじる馬鹿な男を描いていても、それさえ男のある種のロマンとして書かれている気がするのは私だけか? 作者が男だから? それでも「最後の面会」は演目にしたい。

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ウィリアム・サマセット・モーム

1874‐1965。イギリスの劇作家、小説家。イギリス人の両親のもと、フランスで生まれる。幼くして両親を亡くし、イギリスの叔父に引き取られる。10代は学校生活になじめず読書に逃避。やがて演劇の面白さに目覚め、作家を志すが、現実的な選択として、医学校に入学。1897年、貧民街での実習経験をもとにした『

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