ウィリアム・サマセット・モーム

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世界100物語 2

ウィリアム・サマセット・モーム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309708720
ISBN 10 : 4309708722
フォーマット
出版社
発行年月
1996年11月
日本
追加情報
:
20cm,363p

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    モームが選んだ世界文学短篇100のうちの第2集でこの巻には11編収められています。既読のものは、モーパッサン、オスカー・ワイルド、コナン・ドイルなどですが、コナン・ドイルの「ブルース・パーティントン設計書」は意外でした。たいてい「赤毛組合」や「六つのナポレオン」などがあると思うのですが。私はヘンリー・ジェイムズの彼らしくない「愉快な街角」が楽しめました。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    4篇、既読。「三人の男」は「あのトマス・ハーディがこんな愉快・痛快な話を描くなんて!」と驚きました。ヘンリー・ジェイムズの「愉快な街角」もヴェルヌを彷彿とさせるSFで意外。作家ってやっぱり、多彩なんだな〜。「ユダヤの総督」はあのピラト引退後の物語。世俗の栄華から離れ、自然に親しみ、自分と向き合う穏やかな生活をしているピラトが彼の事を覚えていないのが皮肉というか。「青春」は『林檎の木』同様、酷く、身勝手で偽善的な男が今更、自分の過去に仕出かした末路に向き合う話だ。しかし、この男は変わらない。それが現実なのだ

  • 春ドーナツ さん

    前略。初めて会った人たち。ヴィリエ・ド・リラダン、フランツォース、オクターブ・ミルボー 意中の人。モーパッサン 名探偵シャーロックに、マイクロソフトという名前の公務員のお兄さんがいるのは知らなかった。あっ! 「マイクロフト」だった。オクターヴ氏の「ごくつぶし」は、まんま「楢山節考」だと思う。二冊続けてフランス作家なのは興味深いと自己観察。次巻では、初めて会った人が意中の人となりますように。

  • 不以 さん

    何がおもしろかったかと言えば、そいつは愉快な街角になるだろう。子供のころの一人夜中にお留守番のときの、ワクワク感と背中に潜む恐怖が沸き上がる。ついで記憶に残ったのが幸福の王子、瞳を失った時点で王子さまは満足したのだから、きっと全部ツバメの思い通りで、最期に哀れなのは王子さまなんじゃないかな。

  • madhatter さん

    「幸福の王子」の末尾にあるが、「皮肉屋」モームの選択を考慮して読めるのは、本アンソロジー全巻に共通した特徴だ。だが、奇妙な味の小説は、他ジャンルより読者に幅広い解釈を許す。故に本巻においては、モームの解釈を想像する余地が、他の巻より余計に与えられていると思う。「オランプと…」の価値観の転倒を、彼はどう評価しただろう。また「マーカイム」に登場する謎の存在を、彼は誰と思い、どう判断したのか。斯様な点でモームの解釈を想像し、自身のそれと較べても楽しい。その他お気に入りは「三人の男」「ユダヤの総督」。

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ウィリアム・サマセット・モーム

1874‐1965。イギリスの劇作家、小説家。イギリス人の両親のもと、フランスで生まれる。幼くして両親を亡くし、イギリスの叔父に引き取られる。10代は学校生活になじめず読書に逃避。やがて演劇の面白さに目覚め、作家を志すが、現実的な選択として、医学校に入学。1897年、貧民街での実習経験をもとにした『

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