アーサー・マッケン

人物・団体ページへ

恐怖 アーサー・マッケン傑作選 創元推理文庫

アーサー・マッケン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488510039
ISBN 10 : 4488510035
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
656p;15

内容詳細

アーサー・マッケンは1863年、ウエールズのカーレオン・オン・アスクに生まれた。ローマに由来する伝説と、ケルトの民間信仰が受け継がれた地で、神学や隠秘学に関する文献を読んで育ったことが、唯一無二の作風に色濃く反映されている。古代から甦る恐怖と法悦を描いて物議を醸した、出世作にして代表作「パンの大神」ほか全7編を平井呈一入魂の名訳にて贈る。

【著者紹介】
アーサー・マッケン : 1863年ウエールズ、カーレオン・オン・アスクで、代々牧師の家系に生まれる。軍医を志すも挫折した後、作家を目指してロンドンで創作活動を開始。出世作にして代表作となった「パンの大神」は、イギリスの文壇に大きな衝撃を与えた。40歳を前に一度筆を折り、約10年にわたりシェイクスピア劇の劇団員として生活を送る中で『夢の丘』、「生活の欠片」などを執筆。第一次世界大戦を機に、怪奇実話や随想を発表するようになり、文筆生活を再開した。1947年没

平井呈一 : 1902年東京に生まれる。早稲田大学中退。67年、“小泉八雲作品集”12巻完成により日本翻訳文化賞を受賞。76年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
最近、平井呈一がらみの翻訳で創元推理文庫...

投稿日:2021/06/12 (土)

最近、平井呈一がらみの翻訳で創元推理文庫から出版が続いているので今回も購入してみました。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あたびー さん

    #日本怪奇幻想読者クラブ 平井呈一翁の訳によるマッケン傑作集。平井翁の文調に慣れないお若い方々にも、そっぽを向かずにぜひゆっくり味わっていただきたいと思う。「パンの大神」は創元の怪奇小説傑作集にも入っている言わずもがなの作品。「内奥の光」は「パンー」に連なる同系列的な作品で、医師ブラックが妻(華岡青洲の妻だなあ…)にどんな術を施したかはハッキリしないが、その精神が宿った美しいオパールを所持し、妻は抜け殻の鬼人となって夫に殺されるなんて、可哀想すぎる😢

  • そふぃあ さん

    「文学と超自然的恐怖」でラヴクラフトがマッケンを評価していたのを見て気になっていた。“人間が見ている世界と本当の世界は全く違うのではないか?“というテーマが全体にあり、それは現代でも通じるものだからこそ今でも面白く感じるのだと思う。有名な「パンの大神」は上記のテーマが濃く反映されていて、異界への入口が身近にあるのではという仄めかしに恐怖が募る。顛末のグロテスクさも好き。 平井氏の翻訳は江戸っ子みたいな口調でなかなか変わった訳文だった。作品集成の解説が6巻分収録されているという充実の内容。

  • かずぼう さん

    「パンの大神」が一番読みやすく、恐怖の描き方も良かったと思う。

  • まさ☆( ^ω^ )♬ さん

    「パンの大神」をKindleの読み放題で読んだ事がありました。今回はジャケ買いならぬ、表紙が気になり購入。非常に面白かったです。文字が多くて...結構集中力を要しまして、数日かかりましたが楽しい読書でした。ホラーの元祖?まさに怪奇小説!という作品群。表題作の「恐怖」はドキドキしながら読みましたよ。これはいつかまた再読したいです。

  • Porco さん

    ジャンルとしての古典作品に触れたい人向け。【パンの大神】を読みたいがために購入したが、不明瞭な恐怖に惑う群衆を描いた群像劇【恐怖】など粒揃いではあると思う。現実に影響及ぼした【弓兵】を未収録としているあたりマッケンのそこに在るが理解できない怪異を顕した文学を紹介したいという意図を感じる。訳した年代も古典と言ってさしつかえないため、些か読み辛いと思うなど気になる点あるもののそれは古典の常のためしょうがない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品