アントニア・アルスラン

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ひばり館

アントニア・アルスラン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152087041
ISBN 10 : 4152087048
フォーマット
出版社
発行年月
2006年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,276p

内容詳細

男たちは全て殺された。女と子どもたちは国外追放となり、国境までの「死の行進」に参加を強いられた…。歴史の闇に葬られた、トルコによるアルメニア人虐殺の真実を描く衝撃の物語。イタリア・ペンクラブ賞受賞作。

【著者紹介】
アントニア・アルスラン : パドヴァ生まれのアルメニア系イタリア人。大学で教鞭をとるかたわら、18、19世紀イタリア大衆文学と女流文学の分野で先駆的な研究をした。アルメニアの偉大な詩人ダニエル・ヴァルジャンの『パンの歌』と『麦の海』を共訳したことから、自らのアイデンティティを再認識し、トルコが1915年に行ったアルメニア人虐殺をテーマにした『ひばり館』を執筆。第15回イタリア・ペンクラブ賞ほか、多くの文学賞を受賞した。現在は大学を退官し、すでに二作目の小説を書き上げ、三作目を執筆中

草皆伸子 : 東京外国語大学卒。イタリア文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原 さん

    ジェノサイドといえば大体一番に想い浮かぶのがナチスドイツによるユダヤ人虐殺。しかし著者の祖父に連なるトルコのアルメニア人虐殺は、長いこと語られてこなかった。毒ガスが使われたわけではなく、男達が先に殺され女達は餓死するのを承知で行進させたという。どの民族が優れどの民族が劣っているなど、誰も決めてはいないのに。

  • りんふぁ さん

    トルコ人による、アルメニア人虐殺の話。ユダヤ人虐殺よりも前に、こういうことがあったとは。知らなかったことにただ唖然としてしまった。

  • たみき/FLUFFY さん

    イタリア映画祭で観た「ひばり農園」とは、ちょっと違っているけど静かな語り口の中に言い様もない不条理さが見え隠れしています。

  • Arte さん

    アルメニア人虐殺を主題にした数少ない本の1つ。トルコの地方の街で、薬剤師として財をなした男と、その兄弟姉妹、妻、子供達を襲ったジェノサイドを描いている。男は呼び出して殺し、残った女子供は移住させると称して、食糧を与えずに移動を強制し、最後は砂漠に追いやって消耗死させるというのは、実に効率的なやり口で恐ろしい。題名がそれらしくないし、登場人物が多過ぎて分かりにくいかと思ったが、きちんと書き分けされていて、どういう背景を元にどのように虐殺が進んでいったかが分かり、かつ冒険要素もあって読みやすかった。お勧め。

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アントニア・アルスラン

パドヴァ生まれのアルメニア系イタリア人。大学で教鞭をとるかたわら、18、19世紀イタリア大衆文学と女流文学の分野で先駆的な研究をした。アルメニアの偉大な詩人ダニエル・ヴァルジャンの『パンの歌』と『麦の海』を共訳したことから、自らのアイデンティティを再認識し、トルコが1915年に行ったアルメニア人虐殺

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