アンジェラ・ジョンソン

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あこがれの機関車 わくわく世界の絵本

アンジェラ・ジョンソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784338235044
ISBN 10 : 4338235047
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25×29cm,32p

内容詳細

ミシシッピで起こった悲劇的な列車事故の陰には、夢や希望を叶えるために移住した、多くの黒人の過酷な生活があった…。“希望”を持ち続けていくことの強さを語った物語。ゴールデン・カイト賞受賞作。

【著者紹介】
アンジェラ・ジョンソン : 作家、詩人。1961年、アメリカアラバマ州生まれ。オハイオ州のケント州立大学を卒業直前に中退。子どもに関わるさまざまな仕事をしながら、作家をめざす。1989年以降、子ども向けの絵本、詩、物語を多数発表。子ども向けの初の物語、“Toning the Sweep”、「天使のすむ町」、「朝のひかりを待てるから」(以上小峰書店)で、コレッタ・スコット・キング賞を3回受賞。「朝のひかりを待てるから」では、マイケル・L・プリンツ賞も受賞した

ロレン・ロング : イラストレーター。荘厳かつ華麗なイラストは「ソサエティイラストレーター」より二度の金賞を受賞。現在は、絵本制作に打ちこんでいる。妻と息子とともに、オハイオ州ウェスト・チェスターに在住。『あこがれの機関車』で、ゴールデン・カイト賞を受賞した

本間浩輔 : 1980年日本に生まれる。幼少期をフィリピン、5歳〜10歳まで横浜で過ごし、11歳からイギリスに住む。英国セント・アンドリュース大学卒業。大学では経営学、ドイツ語を専攻。カナダ、アメリカ、オーストラリアなど雪を追い、スノーボードとスキーのインストラクターとして、世界各地の山で子どもと大人を指導している。日本の大手英会話学校講師も経験。児童書の翻訳にも取り組んでいる。現在、カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州、ウィスラーに在住

本間真由美 : 絵本作家。札幌に生まれ、13歳まで過ごす。大学では国文学を専攻。卒業後、民間放送局に4年ほど勤務し、アナウンスと番組制作に携わる。結婚後、アメリカ、フィリピン、イギリスなどに住む。現在、横浜市に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とよぽん さん

    ミシシッピ州キャントンとテネシー州メンフィスを結ぶイリノイ・セントラル線で、機関車を運転していたジョン・ルーサー・ケーシー・ジョーンズの実話をもとにした絵本。アイルランド人の白人ケーシーは、黒人の助手と一緒に働いていた。沿線の綿花畑で働く黒人の大人や子供たちにとって、ケーシーの機関車と長い汽笛の音は未来への希望の象徴だった。ロレン・ロングの絵が意外なアングルから風景を描いていて、強く印象に残った。アメリカ的な絵本だった。

  • tokotoko さん

    ★アメリカ★20世紀始め、綿花畑で長時間労働を課せられていた黒人の人達の中に「ぼく」がいました。そのぼくの憧れは、機関車と、アイルランド人の運転手ケーシーと、その助手の黒人シム・ウェップでした・・・。この本を一言で言い表すには、見開きにもあった「憧憬」という言葉がピッタリです。けれどもし、懐かしさの中に悲しさがあるとき、思い出したくもないって思ったとき。。。それでも何か、大事なことを忘れてない?よーく思い出してごらん!って、気長に待っててくれます。そんな懐の大きな1冊だと思います。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    男の子がすきな機関車と歴史に残る機関士、悲劇的ですが大移住時代のヒーローの存在は、黒人たちの気持ちを奮い立たせるものだった。機関士ジョン・ルーサー・ケーシー・ジョーンズが黒人のシム・ウェップを助手としていたことも、ヒーロー化された大きな要因だと思う。読後に心に大きく残ったのは。『希望』を持ち続ける事です。

  • 風里 さん

    子どもが選んだ絵本だけど、機関車かっこいい〜!という絵本ではなかった。 大移住時代に実際に起こった事故。 事故自体は忘れ去られたとしても、ケーシーは黒人たちの希望だっただろう。

  • 裏庭にゃんこ さん

    物語の当時、黒人たちは綿花畑で大人子ども問わず長時間労働を強いられていたが、そんな中、機関車の運転士となって颯爽と駆け抜けるケーシー・ジョーンズは希望の象徴的存在だった。そのケーシーが不運な事故で亡くなってしまい、皆の失意のほどはどれほどだったか知れない。少年がいつか大人になって都会に出ていくとき、彼は何をめざすのだろう?淡々と語られているが、少年の行く末に希望のかけらが見える。

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アンジェラ・ジョンソン

1961年、米国アラバマ州生まれ。オハイオ州のケント州立大学を卒業直前に中退。子どもに関わるさまざまな仕事をしながら、作家を目指す。1989年以降、子ども向けの絵本、詩、物語を多数発表。子ども向けの初の物語、“Toning the Sweep”、『天使のすむ町』、『朝のひかりを待てるから』で計三回コ

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