アリソン・アトリー

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時の旅人 児童図書館・文学の部屋

アリソン・アトリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566012073
ISBN 10 : 4566012077
フォーマット
出版社
発行年月
1981年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
小野章 ,  
追加情報
:
21cm,324p

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読書メーターレビュー

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  • 椿子 さん

    児童小説であり、少女の成長小説でもあり、歴史小説でもある、というとても良質なファンタジー。特に別の時代に行く瞬間の描写がとても好き。雪のしんしんとした静けさも表現できていてうっとりしてしまう。主人公ペネロピーが出会う人たちが、歴史上では処刑されているというショッキングな出来事もあるので、歴史は変えられないなかでその人たちと交流し仲良くなるという切ない物語でもある。とても良い小説でした…。評論社版が訳が雰囲気があってお勧め。

  • algon さん

    12歳の少女ペネロペが大叔父の住むサッカーズ農園で16世紀イングランドと現代を行き来する。500年前イングランド、エリザベス1世の時代、幽閉されていたスコットランド女王メアリーを救出しようとサッカーズ農園を支配していたアントニーは苦悩していた。その時代の農園にペネロペは時を越えて迷い込む。時空のドアを行き来しながら事態は次第に緊迫していく…。年号暗記ほぼゼロで高校を終えた私は歴史感覚が幼稚だがこのメアリー女王の史実は知っていたので面白く読めた。借りてびっくりのjr小説だったが農園愛が溢れていて良書だった。

  • ムーミン2号 さん

    主人公の少女の名はペネロピー。12歳から17歳にかけての物語。彼女は自然と320年もの昔と行き来できてしまう(本人の意思で行きたい時に行けるわけではない)。そういうタイム・トラベル・ファンタジーの傑作とされる児童文学だ。傑作というにはそれなりの理由があるはずで、そこらあたりをhttp://www.honzuki.jp/book/266461/review/207383/ に書いてみた。ワタシは少女の成長を描いた物語と読んだ。

  • belle さん

    〜みどりの袖の少女〜の「あの人たちはだれなの?」の問いかけに呼ばれて、またこの物語を開いた。初読は遥かに遠く。慰め。信頼。熱情。不安。期待。デュエット。甘い思い出…。読み終えて余韻に浸っていたら、これらの言葉が次々に連想された不思議。あらっ、メンデルスゾーンの無言歌集だわ。少女と私の思いがピアノの曲名と重なった。そして読むたびに「グリーンスリーブス」の哀切な響きに胸がいっぱいになる。雪の降る場面が愛おしく、蒸し暑い現実の日々に純白のカサブランカを飾った。スコットランド女王メアリーは白い肌の美しい人だった。

  • antoinette さん

    3回め。馴染みのある訳ですが、久々に読んで思っていた以上に直訳っぽい拙い構文が読みにくく、素人目にも判る細かな誤訳(lily of the valley(鈴蘭)が「百合」、ginger がなぜか「ハッカ」等)が気になってしまいました。次回は岩波版をチェックしてみるか。。。 とはいえ古雅な雰囲気があるのは良いです。

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人物・団体紹介

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アリソン・アトリー

1884年、イギリスのダービシャーの古い農場に生まれる。広い野原や森で小動物とともにすごした少女時代の体験をもとに、多くの物語やエッセーを書いた。1976年没

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