あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた 河出文庫

アランナ・コリン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309467252
ISBN 10 : 4309467253
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
442p;15

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読書メーターレビュー

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  • Lara さん

    コロナ禍を機に、何でも殺菌することは、必要な細菌を過剰に失くしてしまう。抗生物質の投与も問題だ。皮膚の細菌、腸内細菌叢の大切さを認識させられた。

  • トムトム さん

    アレルギーは敵がいなくなって仕事のなくなった免疫系が無害なものを攻撃しはじめた現象、という説は古いらしい。抗生物質の乱用で腸内微生物環境が破壊。バランスの崩れた腸内環境をもとに戻せればアレルギーから糖尿病、うつ病や統合失調症まで改善する!?健康な人のウンチョスをお尻から接種すれば治るかも?興味深い内容でした。

  • ぐっち さん

    ヒトの遺伝子数は線虫と同程度でいろんな機能を細菌に依存している、盲腸は菌の宝庫、著者が抗生物質治療の後に体験した不調などなどいろいろ興味深かった。著者の不調の内容がコロナ後遺症に似ていて、そういえばコロナの報道の中でサイトカインストームって出てきていたような。とはいえ、ダイエットにアレルギーに自閉症などなど、腸内細菌との関連は完全に証明されたわけでもなく、この本で取り上げられた治療法も私は抵抗があるのでどうだろう?とりあえずは、食物繊維と発酵食品はなるべくとるように心がけたい。

  • ジョニジョニ さん

    ヒト細胞と微生物の比率が、1:9になるらしい。それは皮膚に住む常在菌もいれば、内臓、主に腸に、多種類で生きている。ペニシリン以来の抗生物質によって、多くの命が救われてきたのと、ダウン症、肥満、アレルギーや鬱病の増加との関連を疑う、研究途上のお話です。傷まず、安くてすぐ食べられるモノとも、関係がありそう。社会は多様性を認めあおう!という風潮になってきたけれど、体内微生物も、多種類であるほど、健全な姿らしい。バイキンをこわがる、清潔すぎる生活は、ココロにも身体にもよくない!と今は、信じてます。

  • カエル子 さん

    腸内の不健全な微生物集団は腸壁に隙間を生み、本来なら血液に入ってはいけない物質を通してしまう。その過程で免疫系が刺激されて起こる炎症が、肥満、過敏性腸症候群、アレルギー、自閉症など二十一世紀病の原因になっている…のかもしれないと。腸内細菌を大切に育むために、過度な抗生物質の利用は避けたほうが良い。皮膚の微生物にも役割があるから手や身体を洗うならふつうの石鹸が良い。最近患うようになった皮膚病の原因はコロナ禍で培った過度な手洗いだったりするのか?とりあえずの結論としては「野菜中心の食生活を」ってことで。

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アランナ・コリン

サイエンスライター。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンおよびロンドン動物学協会で進化生物学の博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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