詩的モダニティの舞台

すが秀実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784783715320
ISBN 10 : 4783715327
フォーマット
出版社
発行年月
1990年09月
日本
追加情報
:
255p;20X14

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読書メーターレビュー

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  • 罵q さん

    泡鳴=小林秀雄の「詩概念(ポエジー)」とそれに並走する「口語」自由詩の歴史に対し、朔太郎以降の「文」の審級で戦後詩をふるいにかけることで、転回を図った一冊。「隠喩=表現」への批判的態度というスタンスは、のちの「文芸時評というモード」付近でも現れている。

  • hitotoseno さん

    明治以降の日本近代詩が持たざるを得なかった両義性を解き明かしながら、散文と詩の対立、「詩はほろんだ」に代表される大衆社会と詩の対立に代表される、単純な二項対立のみならず、詩の中で生まれる言葉と言葉の葛藤、「散文の中に詩を見出す(小林秀雄)」批評との関連などを網羅的に論ずる好著。著者の論点からすれば近代詩はそれ自体の純粋性に基づいて自立する事など出来ず、常に他者との相克によってこそ成り立つものだとされる。このパースペクティブの維持がマンネリに感じられることもあるが、鋭利な分析がそれを見事に補ってくれる。

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