ロンドン出身のギター・ポップ・バンド。 ブリット・ポップ・ムーヴメント全盛期の’９５年にデビュー。 このアルバムは’９５年〜’０２年までのベスト盤です。 1. Are You Blue Or Are You Blind? （全英３１位・インディーズ・チャート１位） 2. Bluetonic （全英１９位） 3. Slight Return （全英２位） 4. Cut Some Rug （全英７位） 5. Marblehead Johnson （全英７位） 6. Solomon Bites The Worm （全英１０位） 7. If... （全英１３位） 8. Sleazy Bed Track （全英３５位） 9. 4-Day Weekend 10. Keep The Home Fires Burning （全英１３位） 11. Autophilia Or How I Learned To Stop Worrying And Love My Car （全英１８位） 12. Mudslide 13. After Hours （全英２６位） 14. Freeze Dried Pop (Dumb It Up) 15. Persuasion 16. The Bluetones Big Score 本作も全英アルバム・チャート１４位とヒットを記録するが、リリース後マーキュリー・レコードを離れる。 現在もインディーレーベルのクッキング・ヴァイナルで活動している人気のバンドです。 蒼く爽やかなメロディーが満載の楽曲の中でもやはり＃３は名曲と言えます☆ 歌詞つき。

 

これまでのアルバムで言えば2ndに近いような、どこかダークな雰囲気が漂う曲が目立ちますが、一方で「Firefly」などブルトン印のキラキラしたギターポップもあったりと、なかなかバラエティに富んだ1枚。もしこの一つのジャンルに収まらない音楽性が原因で、ギターポップ/ネオアコファン辺りから評価されないのだとしたら、それはちょっともったいない気がします。個人的には大好きな4th、5thには及びませんが、もっともっと評価されるべきバンド/アルバムなのは間違いありません。

 

作品ではなく、このデラックス盤としての評価です。ディスク1はリマスターされたらしいですが、元々音質は悪くないのでそこまで音質向上している印象はありません。一方ディスク2は、前半のレディオセッションは『BBC Radio Sessions』に未収録の音源ということで、バンドのベストの演奏でなく寄せ集めた感が否めません。後半のライヴは、音質はいいのですがボーカルが埋もれてしまって聴き辛いです。これまでにも編集盤は多数出ているわけですし、レコード会社が古い音源を蔵出しするのは、これくらいで打ち止めにしてほしいものです。

 

まだ私が「青」かった頃、とても好きだった少女と唯一観に行ったＬＩＶEがＢＬＵＥＴＯＮＥＳでした。 今でも「ＳＬＩＧＨＴ　ＲＥＴＵＲＮ」を聴くと、心がヒリヒリとします。 こんなＣＤが出ていたのですね。 購入します。

 

自分はこのバンドがローゼズ似だとは、全く感じない。グルーヴより「歌」にこだわったアプローチは、やはりこのバンド独自のもの。そしてこの1stは彼らの代表作ではあるが、最高傑作ではない。青い林檎は美しいけれど、味わうにはまだ早いように、3rd以降の作品と比べると、少しだけ未熟。そのやや未熟な点も含めてこのアルバムの魅力だとは思いますが、「Bluetonesはこのアルバムだけで充分」と切り捨てるには、彼らのこれ以降のアルバムは魅力的すぎる。

 

緻密に作られたスタジオ版より、一発撮りらしい素朴でちょっと荒っぽいテイクが満載で、ファンにはとても魅力的。オススメは「String Along」、アダムのギターが唸ってます。惜しむらくは、「Bluetonic」や「Keep The Home Fires Burning」などいくつか重要曲が抜けていること。どうせなら全テイクを完全収録してほしかった。

 

メンバーが選曲したみたいですが、すごい変わった選曲…初心者はこれでブルートーンズ入門はしない方がいいです。Rough Outlineを買いましょう。

 

フォーキーでポップな傑作サードアルバム。特に�@〜�Gまでの流れといったらもう… 過小評価されてるけど、こういう飄々といい曲を出すバンドって今や貴重種じゃないだろうか？

 

全10曲とボリュームは少ないながらも、深い歌詞と聞き飽きない、そして懐かしさを感じさせるメロディが一杯につまったアルバムです。 お勧めトラックは１、３、８、９です。 是非聴いてみてください。

 

1〜7曲目までがすごくいい。 やや作りこんだ印象の1stより、こちらに収録されたバージョンのいくつかの方が、楽曲の原石の魅力に溢れている。 逆に8〜10曲目は音質が悪くて、蛇足という感が強し。 1stアルバムが大好きな人や、ブルートーンズマニア向け。

 

BBC Radio Sessionsを除けばバンド初のライヴアルバム。ブリットポップ当時、特にライヴに定評のあるバンドではなかったにも関わらず、ここでのライヴは実に力強く、演奏も上手い。デビューから約10年、バンドがいかに成長したかが伺えます。ファンは買うべし。

 

常に最新作が最高傑作のブルートーンズ。このアルバムはそんな彼らの集大成であり、完成形。自分が無人島に持っていくなら、このアルバム、と断言できるほどの出来。トラヴィスの新譜にも全然負けていない(のに本国での評価の低さといったら･･･)。今さらブルートーンズなんて･･･と思ってる人も聴いてびっくりするはず。

 

前のレビューの方は、ブルートーンズに恨みでもあるのでしょうか(笑) 自分はこのアルバムを聴いて一気にブルートーンズにはまって、一ヵ月後には全部のアルバムが揃ってました。それくらい衝撃を受けました。三枚組ベストも出てますが、ブルートーンズを聴いたことのない人はまずこれで入門するのもいいかもしれません。

 

どうせなら（厳密には全部じゃないですが）ほぼ全てのシングル曲を網羅している三枚組を買うことをオススメします。実に多種多彩な曲が詰め込まれていて、飽きさせません。ファンなら必須です。ちなみに、ディスク2の12には、コメディアンのマット・ルーカスが参加していて、何度聴いても笑えます。

 

かなり良いです。 意外なカバー曲なんかも入っていたり、アレンジした曲なんかも入っていて癒されます。

 

ファンは待っていますよ。待っていましたよ。大好きブルートーンズ。このアルバムでもきらきらとどきどきの中間点をいくような心透くバンドアンサンブルの妙です。 ”彼らは過去のバンド”と化してしまった人たちにも手にとっていただきたいなぁ。。

 

新譜が出たというのに誰もレビューを書いていない。「ルクセンブルグ」の時にいたブルートーンズファンはどこへいったんでしょう？ このアルバムは前作の路線の延長線上にありつつも、やや「サイエンス〜」あたりのほんわかした感じに揺り戻した、なかなか良いアルバムです。全英100位と言うことで、もうちょっと評価されてもいいと思うんですが…日本盤も出ないし来日公演も中止になるわとファンにとっては残念なこと続きですが、解散せずにこういう素晴らしいアルバムをリリースしてくれてることに感謝するのみです。

 

当時、星の数程あったUK ROCKバンドの中でもメロディーは群をぬいて綺麗でした。2,6,7曲が特におすすめ！

 

振り返るとブルートニックはよく聴きました！自分勝手ながら爽やか系なアルバムの一つです。最近のを聴いてみようと思わないのが不思議な程、胸いっぱい。これだけで・・・・。

 

やっとCDゲット。決してかっこ悪いとは思わないけどな。でもイギリスでは受けなさそう。まあ、私はブルトーンズが活動してくれているだけで嬉しいんで。邦版なのに解説すら載っていなかったのがこのバンドのポジションを物語っているようで若干悲しくなりました。