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ナポレオンの卵 さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/03

    発売延期が続いていましたが、遂に届きました!嬉しい!!
    こんな安価でトスカニーニのコンプリートBOXが手に入るなんて、幸せだなぁ。。。
    初めに1920年のスカラ座管との録音を聴いてみました。トスカニーニ自身が録音の悪さにかなり怒ったそうですが、そんなエピソードを読みながら聴くと、情景が浮かぶようで音質の悪さも楽しめました。
    続いてニューヨーク・フィルとの一連の録音を聴いています。
    トスカニーニの演奏はどれも心が熱くなりますね。これからひとつひとつ全部聴いていくのが楽しみです!

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  • 13人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/06

    オトマール・スウィトナーという指揮者、何たる才能だろうか!
    かつてN響に度々登場し、N響アワーでもお馴染みの指揮者だったが、N響との演奏を聴く限りにおいて特別驚きや感動はなかった。N響というオーケストラは、日本のトップオケとしてのプライドの高さが邪魔しているのか、音楽や聴衆に対する謙虚さがやや不足しているオケだと思う。
    しかし、シュターツカペレ・ドレスデンとのこのBOXやシュターツカペレ・ベルリンとの一連の録音を聴くと、どの演奏も信じ難いほど音楽が活き活きとし、煌めきに満ちているではないか!その音楽は、軽快・快活でありながら、重厚であり壮麗であり、威厳がありながら親しみ深く暖かい。
    随分多くの演奏や録音に触れてきたが、こんなに魅力に溢れた音楽作りができる演奏家は他に見出すことは出来ない。
    これらの録音を聴いて、いままでスウィトナーを誤解していたことに大いに後悔した。しかも、2010年に亡くなってしまっている。なんと勿体無いことをしていたのか!
    オーストリアに生まれながら、活動の軸足を旧東ドイツに置いていたためか、ヨーロッパでも西側諸国では、評価があまり高くなかったとか。人種差別や偏見が強いのだろうか、本場ヨーロッパ(特に旧西ドイツやオーストリア)ですら、スウィトナーを正当に評価していなかったことが伺える。
    しかしながら、今更ではあるが、こんなにも素晴らしい録音の数々に出会えたことは本当に喜ばしく、心から喜びたい。
    まず、このBOXは絶対にお勧めです!!

    13人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/02

    こんな名演奏が埋もれていようとは驚いた。音楽評論家の方々は、なぜこの録音を評価の候補にも挙げないのだろうか?歌詞がドイツ語ということだけで評価の対象外としてしまうのはあまりにも惜しい!
    スウィトナーの明るく軽快で躍動感あるれる音楽作りが、ドイツ語でも何の抵抗もなく自然にフィガロの世界に誘ってくれる。シルクのようなシュターツカペレ・ドレスデンの美しい響きも絶品。ウィーン・フィルとよく似た格調高い響きだけれど、ウィーン・フィルよりもやや落ち着いた輝きが全体によく溶け合ってとてもいい。
    歌手も上出来。伯爵夫人のギューテンはちょっと古臭く好みではないが、他は◎。アルマヴィーヴァ伯爵を歌っているプライは、この2年後のベーム盤でフィガロを歌って以降、フィガロといえばプライと言われるほどになったが、それまでは伯爵が持ち役だったというのは何かで読んだことがある。フィガロを歌う時と違い、貴族の気品と色気、そして伯爵に必要な恋の情熱の表現も上手い。ドイツ語ではあるが、プライの歌うアルマヴィーヴァ伯爵を聴けたのも嬉しい。
    フィガロ好きには是非聴いていただきたい録音です。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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