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　2015/06/14

作曲者が自らの代表作と位置付けた大作。音楽だけでなく、カルトネッカーによるストーリーに感動した彼の思いも含め、作品全体の精神を理解すべき総合芸術作品となっている。コルンゴルドが好きな人はもちろんだが、彼を甘ったるい音楽だけの早熟作曲家、流麗な映画音楽を作れる優秀な作曲家としか思っていない人にこそ聴いてもらいたい。神と愛について、um Liebe に込めた一人の人間としての息吹、一人の芸術家としての叫びを、是非感じてほしい。

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　2011/03/05

９番ではクレンペラーの録音を筆頭に挙げる私ですが、それを髣髴とさせる演奏です。私にも、この年齢でこれだけ奥の深いブルックナーを表現できることが少々驚きです。２０年後、３０年後にどんなブルックナーを聴かせてくれるのか、楽しみです。アルテ・オーパーの音響も素晴らしいです。