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トップ > My ページ > ウーノ さんのレビュー一覧
検索結果:3件中1件から3件まで表示
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5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/01/22
リヒター79年録音の「マタイ受難曲」がこれまでの厳格なものから叙情的な演奏に大きく変化したのと同様に、このCDでのミュンヒンガーの演奏においても50年〜70年代前半までの規律正しいものから大きく変わり、テンポを下げて丁寧に、大バッハに対して敬意と感謝を抱きつつスケールの大きい音楽を再現しているように思える。楽譜をプロジェクターで大きく拡大したような印象にも受け取れるかも知れないが、単にそれだけに留まらず以前の同曲録音からは窺い知れなかったミュンヒンガー独自の妙味が至るところに滲み出た演奏である。演奏の好み云々を語るよりも、長年にわたり同曲演奏の年輪を重ねた末の結論であると考えると最高評価をつけたくなる。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/22
シュタイン=N響のリハーサルシーンをテレビで観た方もいらっしゃるかと思いますが、オペラ歌手を目指していたというだけのことはあって自らが旋律を歌って自分の音づくりを団員に浸透させようとしていました。同じ頃に録音されたベーム=VPOの第3番の響きと比較しても、シュタイン独自の音づくりがよく反映されていて、重厚感を味わうにはカイルベルト=BPOの演奏には少し劣るものの、構成力豊かなかつ抒情性も程よく織り込まれた優れた演奏であると思います。管弦打のバランスも申し分なしです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/05/01
鼻歌まじりのグールドの個性豊かな演奏に親しんだ人は物足りなく感じるでしょうが、バッハ演奏とはこうあるべきだというような大上段に構えたところは全く感じられず、装飾音も旋律の中に自然と溶け込んだゆとりのある演奏です。一気に聞き終えると、何かしら長編詩集を味わったあとの満ち足りた気分に浸ることができました。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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