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シモーニャ さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/29

    パット・メセニーとのコラボアルバム『UPOJENIE』で、アナ・マリア・ヨペックを知りました。
    以来、彼女の新作を追いかけています。

    今回、独自の世界が完成度を増し、更に研ぎ澄まされたと思います。
    表現する世界はオリジナリティーに溢れ、
    リアリティーのある空間を感じさせます。
    クリエイターとしての才能もトップレベルです。
    それは、裏のクレジットを見ても判るとおり、
    ジャズ、ボッサ、ワールドのトップミージシャンが名を連ねています。
    このアルバムは、多くのアーティストのインスピレーションを刺激する筈です。
    オススメは、全曲ですが・・・特にM6, M9です。

    余談ですが、今年の5月にブルーノート東京でのライブに行きました。
    小柄で、引き締まったボディーに皮のボンテージを身に付け、
    表情は繊細で青い瞳が印象的でした。
    ジャケットのクールなイメージを想像していましたが、
    ライブでの彼女は、包み込む様な優しさでオーディエンスと接していました。
    以外でしたが、違和感無く自然に思えました。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/29

    パット・メセニーは勿論、知っていましたが、
    アナ・マリア・ヨペックは、このアルバムで初めて知りました。

    ポーランドという美しく幻想的なイメージが彼女の歌声と重なり、
    官能的で不思議な世界へと導かれます。
    ハスキーでありながら何処までも繊細な歌声は、
    彼女が発する独特な魅力と合わせて惹きつけられます。
    日本と遠く離れた国のボーカリストなのに、
    なぜか日本的な情緒を感じます。
    ポーランドの言葉は、日本語とアクセントが似ているのでしょうか・・・?

    聴き込んでいくと遠い記憶の中に入り込んだ感覚に酔ってしまいます。
    パット・メセニーの憂いを感じさせるスペーシーなギターサウンド、
    そして控えめなサックスとピアノも的を獲ています。

    『UPOJENIE』は虜と言う意味だそうですが、まさにその通りです。

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     2009/11/29

    彼こそ、現代のサンビスタと言えるアーティストです。
    サンバ歌うだけでは、サンビスタとは言えない、
    それが、この作品を通して理解できると思います。

    ステージは、ギター、カヴァキーニョを中心に贅沢なパーカッション陣を配置。
    そして、3人の女性コーラスが脇を固めたバンド編成となっている。
    早々の日本来日は実現しそうにないので、ライブDVD発売はうれしい。
    アルリンドと観客の一体となった高揚感、スタジオ録音ではなかなか表現できません。
    彼のステージを観客の一人となった気分で観る、
    そして、サンバを通して『平和と喜びを分かち合う』そんな体験ができました。
    ゲストにゼガ・パゴジーニョ、ベッチ・カルヴァーリョという、
    サンバを支えた大物の登場もうれしい演出です。

    ステージとは別に、エキストラに収録されている、
    『Meu Lugar』のビデオクリップに涙が出るほど感動しました。
    下町の風景、人々もよく撮れているし、ヴェーリャ・グアルダ・ダ・ポルテーラのメンバーや
    それを支えた奥さんたちも登場します。
    いかに、サンバの継承を大切に考えているのが伝わります。
    テーブルを前に全員でコーラスするシーンには圧倒されます。
    アルリンドの後ろには、大勢のサンバ音楽関係者が歌い、踊る、
    その中にマリア・ヒタ、D2らがいる事も見逃せません。
    新旧世代を超えた尊敬を集めているのがよく判ります。
    ビデオクリップには、私の知らない発見が未だ沢山あると思います。
    よりサンバに詳しい方は教えてください。

    最後に一言、サンバ・フアン必須の作品です。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/29

    ここ数年のブラジル音楽シーンは『サンバルネッサンス』と言っていい程若い世代がサンバを取り上げ、それぞれの解釈を加え作品を発表している。
    決して伝統的な様式への懐古でなく、サンバの内側にある本質を表現していると感じます。

    そのなかでもアナ・コスタは、新世代サンバの旗手として着実に成長を遂げています。アコースティックなサンバを軸に、彼女の歌声は軽やかさと切さが交互し懐は深い。主張と世界観を持ったアーチストであることをこのアルバムで確信しました。

    マリア・ヒタ、マリーザ・モンチ程、知名度では無いが歌い手としては上級です。今回、プロデューサーはマリーザ・モンチを手掛けるアレー・シケイラであることで、彼女の才能がどれ程のものかが伺えます。
    ゲストも凄すぎます。そのなかでマルチーニョ・ダ・ヴィラ参加のM3は聴き応えあります。

    また、マルチナーリアが好きな人は、聴いたほうがいいと思います。

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     2009/11/28

    幅広い楽曲で、ボーカル曲とインスト曲が収まったアルバムで、ボッサを基本としたブラジリアンミュージックが幅広く楽しめます。 
    インスト曲の比率は高く、1Mのようなフュージョンテイストで軽快な曲が中心です。
    インスト曲は、軽快さとフェンダー・ローズのパートが多いためか、マルコス・ヴァーリのキャラクターが際立っていると思えます。

    全体的には、マルコス・ヴァーリぽい曲とセルソ・フォンセカぽい曲とに分かれています。
    私は、セルソ・フォンセカのファンなのでインスト曲よりもボーカル曲がオススメで、アーバン・メロウなM4,、9Mの黄昏た雰囲気がたまらなくいいです。

    私なりの意見ですが、『多様な楽曲の幅を少し狭める事』・『お互いの個性がもっと密度濃く混ざり合ったもの』を模索してもいいのではと感じました。
    しかし、ビックネームの2人はが競演した作品だけあって、どの曲にも独特のグルーブが存在し、安易な曲は入っていません。
    次回は、全体にひとつの流れを持ったアルバムを期待します。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2009/11/27

    声も見た目も、男性ロックシンガーみたいな雰囲気があります。
    『ハンサム系MVP女性シンガー』、私は彼女にそんなイメージを持っています。

    10周年を迎え更にスケールの大きなボーカルを披露しています。
    おすすめは、やはりM4とM9です。
    M4では、ジョン・レジェンドを相手に堂々と歌いきっています。
    M9のキアラ・シヴェロと競演には、緊張感と深い愛情が感じられ、何となく妖しさも伝わります。

    全体的には、透明感のあるロック寄りのサウンドとバラードからなる作品集で、プロデュース陣にも要注目。
    ブラジルのみならず世界を視野に入れた、メジャーな仕上がりとなっている。

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     2009/11/26

    ブラジル盤は、日本語字幕に不安があったので購入をためらっていました。しかし、なんと嬉しいことに国内盤DVD!が発売。
    EMIジャパンよりのリリースで安心して購入する事できました。
    マリーザモンチの語りが、標準的な日本語字幕で読むことが出来るので、
    言葉の細かなニュアンスも理解できます。

    内容も単なるツアードキュメントで終わらず、
    音楽産業と関わる音楽家の本音や舞台裏の真実を告白しています。
    彼女は、常に客観性を持って自分自身と向き合っているのがよく判ります。映像も鮮明で、マリーザモンチのファンでなくても、楽しめる作品です。

    物語の後半にマリーザモンチが、人生を振り返る短い言葉のなかにポジティブなメッセージを感じました。

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     2009/11/22

    全体を通して、癖の無い軽快なポピュラー音楽に仕上がっています。肩の力を抜いて聴ける曲がほとんどです。ボーカル中心の覚悟はありましたが、ベースも聴きたかったです。最近では、アナ・マリア・ヨペックのアルバム『ID』に参加し、素晴らしい演奏を聴かせてます。ボナは、脇で参加し演奏ている方が、個性を発揮できるような気がします。ボナが語る『世界中のどんなポピュラー音楽にもブルースは存在し・・・ブルースがあるということを意味しているんだ。』といテーマはあまり関係ないと思います。『人の心に響くもの』をブルースと定義するより、精神性を表現する言葉に替えた方が、適切ではとも思いました。

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     2009/11/17

    ライブ感溢れる有機的なオーセンティックサウンドから、
    生の人間の汗や心臓の鼓動までも伝わってきます。

    感性や即興性を重点に置いたサウンドの構築は、聴く人間の魂を揺さぶり、
    既存の加工された音楽を破壊するパワーも持っています。
    このアルバムは、ウィル・ホランドの音楽に対するスピリットが、
    創り上げた傑作だと思います。

    また、多彩なミュージシャンの中にベロカイが含まれていることも、
    ブラジル音楽ファンには注目です。

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     2009/11/16

    『jazzが新たな進化を遂げた』と感じさせる、素晴らしいアルバムだと思います。今に至るjazzの表現を継承しながらも、独自のサウンドに衝撃を受けました。ドラムのChris daveの演奏も最高で、Glasperとの相性は抜群です。2部構成ですが、アプローチの仕方が違うだけで個性は一貫しており、どちらも同じぐらい魅力があります。

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