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　2013/09/21

商品は未購入ですが、2012年7月28日、私はザルツブルクで実演を聴きました。ここ数年のアバドの演奏に大変魅了され、絶対に１度は実演に接してみたいという思いがあり、曲目もシューベルトの大傑作であるミサ曲6番であるということでチケットを入手し、大いに期待して聴いて参りました。しかし驚いたことに、演奏の印象は期待と全く異なりました。それは、シューベルトの音楽の地獄のような悲愴感とあまりに純粋無垢な清らかさとが混在し、それは自分のキャパシティーを遥かに超えた音楽でありました。もちろんそれぞれの歌手や管楽器、合唱の音・音楽の美しさは尋常ならざるものがありましたが、それでもまだ自分のような人間はこのような音楽を聴くには幼過ぎると感じました。映像化されてもう一度試聴してどう感じるのか、大変楽しみであります。

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　2013/05/01

このレーベルは１枚１枚のCDに本当に力を入れているようで大変好印象だ。 それにしてもSACD特有の音の良さったらない。ツィンマーマンのヴィオラの歌い方は全般的にしっとりしていてビブラートは抑えめ。私の好みの歌い方で好印象だ。ピアノがとても表情豊かで、特に和声の変化にかなり機敏に反応していてとてもいい。ツィンマーマンはこのレーベルからヒンデミット作品集を出す予定だそうで本当に楽しみ。このCDの評価は当然満点。ただただ素晴らしい。

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　2013/05/01

アバド指揮の協奏曲で好みの音源が多いので（ハルモニアムンディのベルク等）、期待に胸を膨らませていたが期待通りであった。クラリネット協奏曲は他のCDと比較しても快活なテンポで聴きやすい。フルート協奏曲も然り。もう少し録音状態がよいか、SACDであればより楽しめただろうとは思うが、音楽の内容が本当に素晴らしいので星五つ。アバドのはソリストを選ぶお目が高い。曲に余計な味付けをしないのも私の好みと合っていてとても嬉しい。