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　2011/05/28

アンセルメの幻想は、特に第５楽章の迫力が圧巻で、鐘は重みのある本物の教会の鐘を使用しているとのことです。「火の鳥」のリハも、もちろん貴重だが、この幻想のリハもアンセルメのSound作りをよく知ることができる有難いCDです。アンセルメの演奏に初めて接したとき、まず感じたのは、低音楽器の音圧がダイナミックで、たとえば弦Bassやティンパニーは、他の楽器より少し早く鳴る・・・と思っていましたが、やはりこのリハを聴くと、弦Bassに対する練習を繰り返し行い「遅れないように!」と指示したり、弦Bassへのダメだしが徹底的に行われているのが分かります。（火の鳥のリハではフィナーレでティンパニーへ徹底的に何度もダメだし）とにかく
貴重で有難いCDですね!!!

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　2011/05/28

アンセルメの映像!!!こんな貴重な映像があったなんて、夢のようです。数年前、偶然HMVでこのDVDを発見し驚きました。ボーナストラックにおまけみたいな扱いでしたが、しっかり１〜４楽章が入っているではありませんか!!!管弦楽はフランス国立放送管弦楽団ですが、アンセルメのテイストは確実に再現されています。テンポ、低音の厚み、休符を少し詰める微妙なアーティキュレーション・・・とにかくこのDVDは音が良いとかなんとかということよりも。アンセルメの指揮を映像で見れることに感謝いたします。

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　2011/05/27

アンセルメの幻想交響曲は、以前のヴィクトリアホールでの録音を聴き込んでいました。アンセルメがスイスロマンドと来日した時の批評はなぜか良くなかったが、私はこの文化会館でのライブ録音を聴いて、当時の批評はなんかの間違いか、個人的な見解だったのではないかと確信した。とにかくこのCDは、アンセルメの録音の中でも大変貴重で、ファンにとっては、こんなに素晴らしいものはない。演奏はヴィクトリアのより若干、早く、切れ味の良いテンポ。いつものように明確で厚みのある弦Bass、きらめく金管・・・そして第５楽章の教会の鐘。この本物の教会の鐘を日本でのライブでも使っていたとは!!!・・・当時アンセルメが日本で演奏した他の曲もなんとかCDにならないものでしょうか・・・しかしこのCDだけでも十分ありがたく幸せな気持ちです。

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　2011/05/27

アンセルメの悲愴を初めて聴いた時は、感動のあまり涙がでた。チャイコフスキーは特に好きな作曲家で、悲愴は数多くの指揮者で聴いてきたが、アンセルメの演奏は特別です。アンセルメのいつものスタイル、音色、テンポ感覚、どこをとっても、これ以上すばらしい演奏はないと思った。チャイコフスキーの他の交響曲の録音がないのは残念でならない。