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mydearmasikaku さんのレビュー一覧 

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     2021/11/06

    コルトレーンの横で、趣味のいいピアノソロを弾いていたガーランドに出会いたい方は、このアルバムが一番です。
    ストレスなく、何回でも聴けるという意味で名盤です。心が静まるJAZZです。

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     2020/01/26

    「先ごろ発表のジャズ批評『ジャズオーディオ・ディスク大賞2016』において、澤野工房録音の最新トリオ作『Dreamsville』が見事金賞を受賞したロベルト・オルサー。2012年発表の『Steppin’ Out』につづく2度目の金賞受賞ということで、ここ日本でも多くのジャズファンから熱い支持を得ているのが見てとれます。」

    とのことで、ロベルト・オルサーを高く買ってるのは私だけじゃないんだなというのがわかります。

    このアルバムで私が特筆ものと思うのは、1曲目の「Novembre」と9曲目の「Fragile」ですね。
    1曲目はオリジナル曲なんですが、オルサーのオリジナル曲には、アルバム『Steppin’ Out』の「The Edge」をはじめ、なかなかステキなものが多いので侮れません。
    この「Novembre」も、ピアノの美しさが魂に染み透ります。なんというかウエットな物悲しさを持った美しいメロディです。このアルバムが賞を取った一番も、この曲が理由でしょう。ピアノ好きの人なら絶対好きになる一曲です。
    ユーリーのアルコも、オルサーをよく引き立てています。

    8曲目の「Fragile」(フラジャイル)は、スティングの曲で、スタンダードなので、ほかにも演奏する人もちょくちょくいますが、この曲の最高傑作は間違いなく、これ!!と言っておきます。
    ドラムのマウローも大活躍して、オルサーを盛り立てます。
    オルサーは、アルバム『Steppin’ Out』でも、「Every little Thing She does Is Magic」というスティングの曲を最高傑作の演奏でやっていますし、意外とスティングが好きですね。

    オルサーのアルバムを1枚でも知ったら、これも買うしかないでしょうという1枚です。

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     2019/08/25

    1曲目のビクター・ヤング作の「Beautiful Love」も、この曲としては最高の美しさだと思われる名演ですが、
    最も聴いて欲しいのは、2曲目のオリジナルの序章から続く3曲目、「美貌の空」(坂本龍一)の名演ですね。
    この2〜3曲目を聴くと、このロベルト・オルサーという人がいっぺんで好きになりますよ。
    JAZZのピアノ好きの人には堪えられない一枚だと思います。

    また、オルサーなら、クラシックのピアノファンの人も好きになるんじゃないかな。クラシックのピアノファンの人は、ピアノ・トリオのドラムの音がやかましいと嫌がる人が多いんですが、マウロ・バッジオのドラムは多彩な演出ながら、大きな音は出さない人なので、ピアノの邪魔は全くしません。基本、スティックよりロッドをメインで使う人なので、多彩なのに音がやさしいです。そこがブラシとも違うところですね。

    ともあれ、サワノさん、オルサーを教えてくれて、本当にありがとう、と言いたい。

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     2019/08/18

    サワノから最初に発売された2枚、及び西宮でのサワノのコンサートで、ロベルト・オルサーのピアノ・トリオとしてのファーマットがすっかり好きになった私としては、それに続く1枚を探し求めていたのが、これです。これぞ!の1枚でした。
    正確にいうと、これは2012年の録音なので、遡ることになったのですが、サワノの2枚「THE MOON AND THE BONFIRES」「DREAMSVILLE」に勝るとも劣らない1枚だと思います。
    とりわけ6曲目の「CLAY」は、これぞ、オルソー!の名曲です。

    クラシック系に詳しい方は1曲目もいいのでしょうけど、私的には1曲目が一番難解でした。むしろこれを1曲目にしてることが、このCDの売上に関しての障壁になっているんじゃないか、とすら感じました。

    卓越した6曲目をアタマにラスト(10曲目)まで聴くのが、とても聴きやすいです。
    また、その流れとは外れるのですが、5曲目のstingもデキがいいので、上記の流れとは別に、個別に5曲目も聴いています。

    ベースのユーリーは、テクや抒情性の良さもさることながら、この人が使ってるベース自体が、中音がよく入るベースで、音楽にとてもよくなじみます。ヘッドフォンレベルでも音がきれいに入ってきます。ボコボコ言ってるだけのベースとは一線を画しますね。この人自身が中音を大切にしてるんだと思います。また、この人のタッチなのだと思われますが、指先で弾く音をほとんど感じさせません。弦の音出しが、まれにみるキレイさです。ジョージ・ムラーツとは、また違うタイプの名手だと思います。

    ドラムのマルローは、ロッドの名手です。スティックよりもロッドをメインで使う、まれな人だと思います。爪先につける小道具ももっていて、音出しが多彩なドラマーなので、聴いてて楽しいドラマーです。このピアノ・トリオの構成上、ソロは取りませんが、音楽を楽しく引き立ててくれています。

    オルソーのピアノには、この2人じゃなきゃあーと感じる、最高の相棒2人だと思います。

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     2019/06/18

    チャックは「four Play」の三代目ギタリストとして参加する傍らも、
    並行して、オリジナルアルバムの制作を続けます。
    聞くところによれば、「four Play」用に書き下ろした彼の曲がボブ・ジェームスに却下されることも多かったそうですから、「four Play」参加以降も彼の彼らしい音楽感というのは、オリジナルアルバムの方に、より自由に発揮されていると見て頂きたいですね。
    20年来のチャックのファンとしては、スムース・ジャズのギタリストといえば、この人をおいてほかにないと言いたいです。

    その中でも珠玉の一枚がこれで、いい曲揃いで私の大好きなアルバムです。
    加えてこのアルバムにはもう一つの意義があって、チャックの家族が勢ぞろいなのです。奥さんのCarmen Cuesta はじめ、長女のChristina Loeb、次女のLizzy Loebと、初めての家族4人記念アルバムとなっています。この頃にはまだチャックは、4年後に自分が死ぬとは思っていなかったでしょうね。このアルバムは、はからずもチャックの家族にとって、かけがえのない記念碑となるのです。

    また、そうした感情的な意味合いだけでなく、次女のLizzy(当時すでに歌手デビュー済)が歌う「My One and Only Love」は、眼からウロコの、マジなすばらしさです。
    この曲に関しては、かのコルトレーンとジョニー・ハートマンの名演に並ぶと私は思っています。
    ぜひとも一聴あれ。

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     2019/06/18

    これはチャックの近年作のアルバム(晩年の10年以内だと思います)に絞って、その中から選ばれた最後のベストアルバムです。
    各アルバムの中から珠玉の曲が選ばれていて、これに、アルバムオリジナルの「SiLver Lining(Siverはミスプリですよ、Silverです)」が付加されてるという形の構成ですね。
    チャックのファンなら絶対買いですよ。おススメのアルバムです。

    これ、だれが編集・プロデュースしたものかというと、チャックの死後、奥さんのCarmen Cuestaが作ったものです。
    チャックは、もともとイタリアで歌手として活躍していたCarmen Cuestaに、ヨーロッパツアーで出会って、ひとめぼれして結婚するのですが、結婚後はずっとチャックの方が支援して、Carmen Cuestaのアルバムを出したり、自分のアルバムに彼女のためのヴォーカル曲を書き加えたりしてきたのですが、

    チャックの死後、今度はCarmen Cuestaの方が、追悼のチャックのベストアルバムをプロデュースしたのかと思うと、心情的にも非常に感慨深いものがあります。

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