『謝肉祭の精』全曲 ミヒャエル・ブラントシュテッター&ゲルトナープラッツ劇場管弦楽団、カミーユ・シュノーア、ダニエル・プロハスカ、他(2017 ステレオ)
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レインボー | 不明 | 不明 | 2021年09月04日
カールマンの喜歌劇『妖精の謝肉祭』の全曲盤です。 ミヒャエル・ブラントシュテッター指揮、ミュンヘン・ゲルトナープラッツ劇場管弦楽団の演奏で収録されています。 1915年に初演されたというこの作品は、こんにちではほぼ無名であるが、こうして聴いてみるとなかなか良い作品で、カールマンらしいハンガリー情緒豊かな、美しい旋律に溢れた隠れた名作でしょう。 ちらりと伯爵夫人マリツァのメロディも出てきます。 この盤は、ミュンヘンのゲルトナープラッツ劇場で上演されたライヴ盤であり、劇場付きのオケと、同オケのカペルマイスターを2012年から勤めているブラントシュテッターの指揮で演奏されたもの。 演奏は知られざる作品を聴くにあたって問題なく、前奏曲のようにパワーのある演奏や、歌手のバックになればサポートを、この辺りは劇場のオケらしい。 歌手もほとんど知らない人ばかりですが、なかなかの熱演。 最後に盛大に拍手があるのでライブとわかりますが、それ以外には特にライブとわかる様なものはなく、録音もセッションと変わらない聴きやすいものです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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