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ワーグナー(1813-1883)

CD ワーグナー名演集 クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル

ワーグナー名演集 クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル

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検索結果:18件中1件から15件まで表示

  • ★★★★★ 

    我が心は石にあらず  |  愛知県  |  不明  |  2013年03月10日

    クナッパーツブッシュ神格化のために一票。不安定や乱調も芸術の構成要素のひとつでありワーグナーにスポーツカーの疾走感は不要である。途轍もない誇大妄想こそが時代状況を打ち破る。

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  • ★★★★★ 

    トロ  |  不明  |  不明  |  2012年10月23日

    この超名盤に対する賛辞は先行する方々が書いているので、省略。しかし、クナの当盤及び「ウィーンの休日」、ウエストミンスター原盤のワーグナー、ブル8等はいつになったらユニバーサルはリマスターsacd化するのだ。小澤あたりは続々sacd化されているが、商品化の順番がおかしいとしか思えない。

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  • ★★★★★ 

    黒熊怪  |  兵庫県  |  不明  |  2011年02月12日

    ワーグナー、リヒター、クナーと続き、この告別の音楽によって継承されたVPOとの壮大なスケールの空前の歴史的演奏は、これを凌駕するものがない。およそ人間が造った最も巨大な音楽とフルトベングラーが評したリングの本質が、余すところなく描かれている。この生理的な間合いの取り方は、バイロイトであみ出され、師リヒターゆずりの独自のドイツ的血統のようなものであるらしい。ワグナーが曲により弟子を使い分けたこともうなずける。その精神的なコアーの部分に核融合エネルギーのような力を秘め、静と動を兼ね備えた巨峰のような伝説的名演奏

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  • ★★★★★ 

    Kei  |  神奈川県  |  不明  |  2009年11月21日

    ワーグナーは例えばシベリウスがそうであるように、西洋音楽の系譜の中で単独峰のような全く独自の音楽世界を構成していて、通常の古典派からロマン派への連続的な発展としては捉えられない面を持っている。クナッパーツブッシュはドイツの歌劇場に棲み付き、このワーグナーの音楽語法がもう体の一部になってしまったような指揮者である。だから逆にこの人のベートーベンなどは聴く気になれない。この演奏はLP時代から聴き続けているが、無骨でアインザッツも乱れまくりの演奏であるにもかかわらず、相変わらず最も心を揺さぶられる。序曲や劇中曲の抜粋なのに瞬時に劇中に引き摺り込まれるような体験は他の指揮者では絶対味わえない。それが、この指揮者の独特の呼吸にあるのか、あるいは、魅せられたような表情豊かな音を紡ぎだしていくVPOの名手達の表現力にあるのかはよく分からない。ともかく、今後どんなに演奏の完成度が高く、録音の良いディスクが出ても、捨てられないCDである。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年01月15日

    ワグナー世界にはそう馴染めない私にすらクナッパーッブッシュがワグナーのひた押しに積重ねて行く音の執拗さと魔力というものに視界を与えてくれた一枚です。「神々のたそがれ」(夜明けと・・)での小手先を労せず大枠を押えつつ各動機間のちょっとした「間」の微妙さに職人指揮者を見る思いです。同(葬送・・)の抑制に秘められる感情起伏も彼の独壇場。「トリスタンとイゾルデ」(前奏曲)の彼の表出は半音階の爛熟した官能の極み、(愛の死)ではニルソンが前述の極みを妖しげに歌うのもかつてのワグナーアルバムを偲ばせ本当は最高なのでしょう。

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  • ★★★★★ 

    浜松のバルトロ  |  浜松  |  不明  |  2008年06月28日

    このアルバムを聞いて鳥肌が立ち、身震いをし、しばらく呆然としてしまった。クナファンの誰も思うでしょうが、リングのVPOとのスタジオ録音全曲盤が残されていたらきっと歴史的名演として、クラシック界の遺産になっていた事でしょう。これからワーグナーを聞こうと思う人。入門盤として必聴です。

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  • ★★★★★ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2007年09月29日

    私もウオータンの告別は格別の演奏だと思う。オケを鷲づかみにするようなタメの聞いた音楽は他では聞けない。ただしこの盤はいろんなアルバムからの寄せ集めになっているのが残念。ニルソンのイゾルデは1枚物のハイライトからのものでウオータンの告別はロンドンとのワーグナーリサイタルからのものである。オリジナルを尊重した形でCD化を希望する。

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  • ★★★★★ 

    ともりん  |  京都市  |  不明  |  2007年07月15日

    「告別」については何度聴いたか知れない。この演奏から聴けるのは、とにかく呼吸だ。音響も素晴らしいが真髄は呼吸の深さだと思う。告別中間のオケ間奏では完全に呼吸が突き抜けてしまっている。こんな演奏、今の時代できませんよ。オケはアンサンブルが荒れないように表面を取り繕うのに必死ですから。勝手ながら、絶滅済み天然記念物に指定します。

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  • ★★★★★ 

    えぽ  |  愛知  |  不明  |  2007年05月27日

    何コレ?録音技術の成せる業なのかと思ってしまうほどの音です。オケってこんな音が出るものだったんですね・・地底から湧き上がり一直線に昇天するような?私の貧弱な語彙力ではとても形容できないフォルテです。クラシックに対して元々浅学とはいえ、今までの私は一体何を聴いていたのでしょう?・・確かにテンポのズレや不安定さはあるかもしれませんが、音楽に正という定義はないのであり。とにかく華、華があるのです。

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  • ★★★★★ 

    NOBO  |  東京都町田市  |  不明  |  2007年02月18日

    聴き終ってしばらく動けなかった。この50年も前の演奏を体感し、一体クラシック音楽の進化とは何なのか、考えさせられずにはいられない。奥底にたぎるすさまじいばかりの情念。巨大な伽藍を見上げるような一種畏怖に似た感動。このような峻厳な芸術が現代では滅び去って久しいという事実を突きつけられ、愕然とする。

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  • ★★★★★ 

    Gismo  |  Toyama  |  不明  |  2007年02月16日

    どーせ年代相応の音質だろうと敢えて今まで聴いてなかっけど、この演奏には心底感動させられました。余人を持って代え難いとは、当CDの指揮者とオケのことでしょう。この録音を残してくれたことにただただ感謝するのみです。

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  • ★★★☆☆ 

    伊東洋輔  |  神奈川  |  不明  |  2006年11月03日

    再投稿:・・不覚だった。久しぶりに聴いてみた所、「ヴォータンの魔の炎の音楽」の箇所で冷静にいられなくなり、これまではアラばかり気にしていたのが「OK!許す!」という気分になってしまったのだ・・いやあこれだから音楽というものは解らんものですねえ・・というわけで前回の「だめ!」は撤回します。申し訳ない。ただだからといって「ラインへの旅」「葬送行進曲」については悪い演奏じゃないがフルトヴェングラーには到底及ばない、という感想は変わらない(この辺が一言多いのかな)。

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  • ★★★★★ 

    黒熊怪  |  神戸  |  不明  |  2006年05月06日

    ワーグナー、リヒター、クナーと続き、この告別の音楽によって継承されたVPOとの壮大なスケールの空前の歴史的演奏は、これを凌駕するものがない。およそ人間が造った最も巨大な音楽とフルトベングラーが評したリングの本質が、余すところなく描かれている。この生理的な間合いの取り方は、バイロイトであみ出され、師リヒターゆずりの独自のドイツ的血統のようなものであるらしい。ワグナーが曲により弟子を使い分けたこともうなずける。その精神的なコアーの部分に核融合エネルギーのような力を秘め、静と動を兼ね備えた巨峰のような伝説的名演奏

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  • ★☆☆☆☆ 

    伊東洋輔  |  神奈川  |  不明  |  2006年03月07日

    え〜、絶賛のレヴューを載っけている皆さんに冷や水をぶっかけるようで申し訳ないが、何故こんなにこの録音が神格化されているのか、全く理解できない。「フルトヴェングラーより凄い」という声を鵜呑みにして購入したが、余りの音の汚さ、テンポの悪さ、etc・・とにかく誉めようがない。ウィーン・フィルもまたよくこんなワーグナーを我慢して奏でていたものである。とにかく、これまた矢鱈評判の良い「パルジファル」もそうだが、この指揮者は私にとって「最も聴きたくない演奏家」の一人である。私の耳の未熟な証?いや、そうは思いたくない。

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  • ★★★★★ 

    yukkie  |  東京都  |  不明  |  2004年11月02日

    どの曲も凄いが、やはりどなたかも書いている「ヴォータンの告別と魔の炎の音楽」の冒頭は何といっても聞きものでしょう。ウィーン・フィルのどこをどう押せばこんな豪快極まりない音が出てくるのか、未だに不思議でなりません。しかもその激しさの後の、ブリュンヒルデを眠らせる場面の音楽の心優しいこと! 素晴らしい音質で甦って嬉しい限りです。

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