robin  |  兵庫県  |  不明  |  2022年11月11日

響きは新鮮で冴えしかも味わいがある。１０種あるなかで今のところ私のベスト１か２のモーツアルトヴァイオリン協奏曲である。技巧は冴えているがわざとらしさはない。カトリン・ショルツの演奏よりムローヴァのほうがヴァイオリンの演奏としては上だと思わざるを得ない。演奏の切れが違うという感じである。このムローヴァのすぐれた演奏をお勧めしたい。彼女の指揮するバックのオケも申し分ない。

 

sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年03月31日

古楽を学んだムローヴァと、エンライトメントの共演は、来日公演でも好演、堂々と、楽しく引く姿が印象的でした。ここでも、厳しく、悦楽感、悲哀、生きる事の難しさ、モーツァルトの天衣無法の音楽を、共に伸びやか、爽快に奏しています。モーツァルトは、こうでなくちゃ。

 

ＭＰ  |  佐賀  |  不明  |  2008年06月15日

聴き心地のよいモーツァルトです。ヴァイオリンの一音が深く短いようなソフトな歌いまわしになっています。スキッと全体がまとめられています。

 

KM  |  Hakata  |  不明  |  2008年04月18日

オケの音はあまり美しくない、弦の音はきれいでないし、その割にはうるさい、ストレスが強すぎる、ホルンの音が聞こえない...と第一印象は悪かったが、これは、正しいモーツァルトである。ピリオド奏法の飾りの無さが、うれしい。節度と知性が感じられる。３番が一番良い。１番は重い。４番は節度ある演奏。印象は薄くない。

 

KURO  |  福岡  |  不明  |  2002年12月17日

う〜ん。ちょっと思ったほどではなかったのが残念。ムローヴァという人は実力のあるソリストとは認めているのだが。今回の演奏は印象が薄い感じがする。

 

豊後梅  |  大分市  |  不明  |  2002年09月07日

ムター／カラヤン盤と比べてみると、ヴァイオリンの表現力の豊かさがありありと分かる。モダン楽器は弦の張力が強すぎ、ニュームを巻いた弦は弓が触れた途端に美音を発してしまう。それが時に深みを欠いた美しさになってしまう。このＣＤは音と演奏の美しさに加え、弓が弦に触れるタッチのニュアンスを楽しめる。