ドヴォルザーク(1841-1904)

SACD Sym.8, 9: Szell / Cleveland O

Sym.8, 9: Szell / Cleveland O

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    ラブラドライト  |  東京都  |  不明  |  2014年03月05日

    まだ私がレコードを聴いていた頃、ドヴォルザークと言えばセルだった。 陳腐なオーディオ装置で聴いていたので感じなかったが、これほどの名演だった のかと思うと、今更ながらに恥ずかしい。最終楽章など、あまりの統一感に感動で鳥肌が立った。当時のクリーヴランド響の水準がこれ程だったとは、恐るべしセル。

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    聖オーガスティン  |  IRELAND  |  不明  |  2013年08月03日

    クラシック聴き始めに8番を廉価版で出ていたので、セルのソニー盤をレコードで買った。何かの本でセルがいいと読んだのと安かったというのがあるが、この曲の美しさに魅了された。飽きるほどこれで聴いたので何種類も聴き比べてないが、EMIの新しいほうすら関心を持たない。評論家が未だにフルトヴェングラー、カザルスというように古いものに愛着を持たず自分は新しい演奏を見つけたいほうなのだが、10代の最初の出会いというのは、また別なのかもしれない。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年08月19日

    セル&クリーヴランド管弦楽団によるドヴォルザークの楽曲の演奏はいずれも素晴らしい。全盛時代のセル&クリーヴランド管弦楽団は、各楽器セクションが一つの楽器のように聴こえるような一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを誇ったことから、「セルの楽器」とも称された完全無欠の演奏を展開していたところであるが、1960年代半ば頃までの演奏は、そうした完全無欠の演奏が、ある種の技量に偏ったメカニックな冷たさを感じさせたのも否めない事実であるところだ。そのようなセルも1960年代後半の最晩年に差し掛かると、クリーヴランド管弦楽団の各奏者にも一定の自由を与え、芸風により柔軟性が垣間見られるようになったところであり、円熟の味わい深い名演奏を成し遂げるようになったと言える。もっとも、ドヴォルザークやスメタナなどのチェコ音楽については、何故か1960年代半ば以前の演奏においても、そうした晩年の演奏にも比肩し得るような情感豊かな味わい深い演奏を行っていたところであり、これは、ドヴォルザークやスメタナなどのチェコ音楽には、ハンガリーの隣国の音楽ということもあり、セル自身が深い愛着と理解を有していた証左と言えるのかもしれない。本盤におさめられたドヴォルザークの交響曲第8番や第9番の各演奏においてもそれは健在であり、表面上は鉄壁のアンサンブルを駆使した完全無欠の演奏でありつつも、各フレーズの端々には、前述のようなチェコ音楽への深い愛着と理解に根差した豊かな情感が込められていると言えるところであり、いずれも味わい深い素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したい。もっとも、交響曲第8番については、1970年にEMIにスタジオ録音した同曲演奏史上でもトップの座を争う至高の超名演が存在しており、最晩年の演奏ならではの味わい深さと言った点において本演奏はいささか分が悪いと言えるが、それでも本演奏を名演と評価するのにいささかの躊躇をするものではない。音質は1958〜1959年のスタジオ録音であり、従来盤では今一つの音質であったが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤は圧倒的な鮮明な音質に生まれ変わったと言える。Blu-spec-CD盤も発売されており、それも従来盤をはるかに凌駕する高音質であると言えるが、SACD盤には到底敵し得ないと言える。もっとも、当該SACD盤は現在では入手難であるが、セル&クリーヴランド管弦楽団による完全無欠な名演を現在望み得る最高の高音質で味わうためにもSACD盤の意義は極めて大きいものであると言えるところであり、仮に中古CD店で入手できるのであれば、多少高額であったとしても、当該SACD盤の入手をおすすめしておきたい。

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  • ☆☆☆☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年04月25日

    天邪鬼かもしれませんがこういうスラブ系?の音楽には余計なことを語らずきっちり伝える姿勢を崩さない同系?指揮者による演奏が比較的聴き易い場合が私には多いように思え、この「イギリス交響曲」はセルにぴったり合った曲、演奏であります。第1楽章すべり出しスラブ系?テーマから惹きつけられ、やヽ作曲上荒っぽいと思われる終楽章へ導く腕はセル/クリーブランドOならではの洗練さをも味わせてくれます。私はこの演奏の別盤で聴いており「新世界」交響曲は未聴ですが本盤も最高と思います。

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    ジンジャーエール  |  川崎市  |  不明  |  2008年05月12日

    レコード時代にこの演奏に親しんで育ちました。このセルの「新世界」を30年ぶりに聴いて…陶然としました。テンポは速めなのに、すみずみまで神経と血管が走り、あいまいに捨てられた音符が一つもない。同じく「速い」と言われているライナーやトスカニーニとは、血液の温度がまったく違うのですね。この30年間におそらく50〜60種の「新世界」を聴いてきた私ですが、このセル盤に再会して、改めてセルの芸の品格の高さに圧倒されました。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2006年09月16日

    8番は後のEMI盤と比べると、テンポや表現に荒々しい魅力を感じます(といってもアンサンブルは荒くないですよ)。こっちにも大きな魅力を感じます。「新世界」はこの1枚だけですが、これ以上無い強固、堅固な演奏なのに瑞々しく、歌心に溢れた、まったく文句のつけようのない演奏です。

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