トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > チャイコフスキー(1840-1893) > 交響曲第6番『悲愴』、第4番、第3番 ワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル(2CD)

チャイコフスキー(1840-1893)

CD 交響曲第6番『悲愴』、第4番、第3番 ワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル(2CD)

交響曲第6番『悲愴』、第4番、第3番 ワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル(2CD)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (0 件)
  • ★★★★☆ 
    (1 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:1件中1件から1件まで表示

  • ★★★★☆ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2017年02月15日

    4番、3番、6番の順に入っていて、交響曲としてはやや散漫な3番がCD1と2にまたがるようになっているのは、いい工夫。しかし、演奏に関して最もめざましいのは、実は第3番だ。終楽章後半、フーガ風の展開になってから曲尾までの盛り上がりは凄まじく、前代未聞だ。第4番は各楽章とも速めのテンポ(17:25/9:09/5:18/7:50)で、劇的なくまどりが濃い。終楽章は史上最速クラスの快速演奏だが、ここでもコーダの最後での更なるアッチェレランドが鮮烈な印象を残す。一方、第6番は18:44/6:47/8:40/11:38 と第2楽章がかなり速いのを除けば、意外にじっくり型。大暴れがありそうに思えた第3楽章も比較的おとなしい。というわけで、めでたく完結した今回の交響曲全集。第1番から第4番までの非常に生きの良い演奏に比べて、第5番、第6番は少し構えすぎたかなと感じる。将来の再録音に期待しよう。 

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:1件中1件から1件まで表示