トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > メシアン、オリヴィエ(1908-1992) > トゥーランガリーラ交響曲 サロネン&フィルハーモニア管弦楽団、クロスリー(p)

メシアン、オリヴィエ(1908-1992)

CD トゥーランガリーラ交響曲 サロネン&フィルハーモニア管弦楽団、クロスリー(p)

トゥーランガリーラ交響曲 サロネン&フィルハーモニア管弦楽団、クロスリー(p)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (4 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:4件中1件から4件まで表示

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2013年02月15日

     ケント・ナガノ&ベルリンフィルの演奏がこの作品との出会いでした。ライブということもあるのでしょうが、「細部に拘る」とか「録音が」ということよりも、マクロ的にこの作品の素晴らしさを教えてくれました。そして、シャイー盤に出会います。こちらはミクロの視点でもこの作品を見せてくれ、おまけにとんでもなく録音がよく、ほぼ満点。ずっとシャイー盤こそ私にとっての『トゥーランガリーラ』でした。で、最近プレヴィンのSACDと出会います。かつて聴いたことのある演奏だったのですが、ずっと棚の中…レベルの印象しかありませんでした。ところが、評価一変!凄い演奏、凄い音、正に音の洪水。シャイー盤+圧倒的な迫力で、打ちのめされました…。こうなったら、棚の中に眠る『トゥーランガリーラ』を聴き比べてやろうと、このサロネン盤を引っ張り出してきた次第です。  プレヴィン盤に圧倒された直後なので、他盤にはちと不利な状況なのですが、かつて感じたものとは違う魅力に気付かされもしました。他盤に比べ点滅するかのような金管・木管の音は非常に魅力的だったし(特に第7&9楽章)、オンド・マルトノも他盤より大きく聞こえ、存在感たっぷり。ただ、もう少し迫力が欲しいなぁ…と感じることもしばしば。前半を締めくくる第5楽章の終結部など、もっとガツンッと決めてもいいんじゃないかと思いました。クロスリーのピアノも少し堅く(録音も関係しているのだと思いますが)感じられ、ベロフの“煌めき”までには至らず、という感じ。“愛”に関わる楽章群ももう少し“妖艶さ”があってもいいのでは…。プレヴィン盤が妖艶さと精妙さの見事な拮抗を聴かせてくれたので。申し分ない“精妙さ”は聴かせてくれているのですが…。  と、こんな感じです。圧倒的なプレヴィン盤の後なので、少々の不満も感じてしまいますが、素晴らしい表現・録音であることは間違いありません。このサロネン盤を聴いて、プレヴィン以前のNo.1だったシャイー盤が“機械的に”感じられてきました。人肌の温もりのある名演だと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2012年12月22日

    20年に一度くらい、この曲を聴きたくなる。今回、「均一セール中500円」という価格に釣られてこの盤を購入。各方面でのレビューに必ず顔を出す盤だけに、演奏、録音ともに申し分ない。もちろん、85年録音だから、作曲者による1990年改訂(チョン指揮のレコーディング時に書き加えられた指揮者への指示が主であるとのこと)は参照されていないのだが、メシアンのファンでもこの曲のファンでもない身にとっては、さほど意味がない。はじめはあっさり目の演奏かと思いきや、第5楽章あたりから妖しい熱気が漂い、第9楽章の静けさをはさんで最終楽章の狂乱へとつき進んでいく。マスで聴かせる場面、室内楽的にソロが浮き立つ場面ともに模範的なマルチマイク録音とミキシングである。ソニークラシカルにありがちな低音のブーストもなく非常に聴きやすい音質。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    犬くんくん  |  縦浜  |  不明  |  2009年03月22日

    「トゥーランガリーラ」はサンスクリット語。この曲を知らなかった昔、そのイメージだけで僕は妄想をしていた。冒頭にコーランのような男性歌唱と、マーラーと武満を融合もしくはその中間を行くような大管弦楽・・。妄想は見事に崩壊したけど(笑)。メシアンはやはり西欧の作曲家だった。メロメロべたべたな大袈裟大甘演奏はどこかにないものか?と思いつつ、この曲がショスタコの交響曲を突き抜け、ここまでやっちゃったら交響曲の形式が完璧に粉砕することを教えてくれる秀演。サロネンの実力は凄いもんだ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ちょんちょん  |  京浜工業地帯  |  不明  |  2006年03月29日

    Radioheadの天才ギタリストJonny Greenwoodが大きな影響を受けた、と自ら公言していたこのアルバム。おひとついかがか?

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:4件中1件から4件まで表示