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マーラー(1860-1911)

SACD 交響曲第1番『巨人』 カルロ・マリア・ジュリーニ&シカゴ交響楽団

交響曲第1番『巨人』 カルロ・マリア・ジュリーニ&シカゴ交響楽団

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    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2016年08月31日

    ジュリーニ&シカゴによるEMI録音といえば、ビショップ&パーカーによるブルックナー9番という極めつけの優秀録音があるのに、なぜ71年の巨人をSACD化するのか理解に苦しむ(DGやSONYへの再録音が無いからだとは思うが・・・)。SACDのサウンドは従来CDよりも鮮烈でDレンジも大きいが、その反面元の録音の悪さが露呈しており、強奏時の混濁や高域の硬直は致命的だ。本録音の1年前に同じくメディナテンプルでデッカがショルティ&シカゴのマーラー5番を録音しており(エンジニアはゴードン・パリー)、ユニバーサルからシングルレイヤーSACDが発売されているが、サウンドクオリティには月とスッポンほどの差がある。また76年にはDGが同じくメディナテンプルでマーラー9番他を収録しているが、これらCDと比較しても本SACDの音は大きく劣っている。パッケージも相変わらずお粗末だ。スーパージュエルボックスやデジパックでないのにはさすがに慣れたとはいえ、解説にマスターテープの出処やマスタリングに関する情報が一切掲載されていないのは、業務放棄も同然ではないか?。往年のアナログ名録音のSACD化には多いに賛同するが、高値で売り出す以上は「元が高品質録音であること」にもっとこだわるべきだし、マスターテープやマスタリングに関する詳細情報を積極的に情報提供すべきである。本来なら星2つとすべきであろうが、今後のワーナーの販売戦略が先細りしないよう大甘で星3つとした。繰り返すが「元の録音品質が悪いアルバム」はSACD化のメリットは無く、CDフォーマットで十分にポテンシャルを出し切れる。ワーナーにはビショップ&パーカーやS・エルザムらによる、EMI黄金期のアナログ優秀録音を中心にSACD化を図って頂くよう切に希望する。

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    SPRING  |  山形県  |  不明  |  2014年09月08日

    いかにもジュリーニらしい真摯で端正な音楽づくり。「Too Noisy(デュトワ氏より)」なシカゴ響を見事にコントロールし、決してド派手なパフォーマンスにならないどこまでも音楽的で爽やかな名演。 個人的な意見も含めてのリスニング方法だが、最新カッティング技術を以ってしてもSIDE2(第3&4楽章)のように30分台の長時間になると通常の20分台のようなカッティングはできないようで、第4楽章半ばあたりから音量(音溝の深さ)が抑えられているので、アンプの音量をコントロールしながら好みに合わせて聴くのがコツ(やはりフィナーレのコーダは盛り上がりたい・・・) そうした若干の制約もあり、本来は星5つのところ4つということで・・・。

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