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シューベルト(1797-1828)

CD 交響曲第9番『グレート』 アバド&モーツァルト管弦楽団

交響曲第9番『グレート』 アバド&モーツァルト管弦楽団

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    no music no life  |  奈良県  |  不明  |  2015年08月30日

    晩年のアバドの録音は、好悪を超えて素晴らしいものばかりですが、これも音楽の愉悦に満たされた秀逸な演奏。 以前の彼のシューベルトにはやや学究的な臭いがあったが、説明調のリピートなど流れの不自然さはここには無い。隙の無い造形と弾むリズム、純度の高い清澄で音楽的な表現と自発性があり、天国的な明朗さ、幸福感もある。『永遠に続くと思われるほど長い』と言われたともすると飽きの来易いこの曲を、部分的でなく全体で最後の最後まで弛緩なく充実した音楽で満たせたのは、私が聴いた中でこの境地に達することができたのはヴァントのみで、まさに双璧。 最期の演奏となった「未完成」(早くリリースしてほしい!!)と共に、アバドのシューベルト演奏の総決算といえるものです!

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    Adam愛聴者  |  熊本県  |  不明  |  2015年06月13日

    Abbado2回目のThe great録音。大方の関心は第2楽章と第3楽章の演奏とおもわれますが、新録音は両楽章とも通常稿で演奏され1987年録音のような異稿によるものではありませんでした。二つの録音をならべて聴いてみると、良く似ているという印象でした。つまり20年の隔たりは関係なく、激しさやメリハリよりもAbbadoらしくゆったりと流れていて演奏時間もほぼ同じ62分前後です。この長さからもわかるように、両端楽章の提示部やscherzo楽章の反復も指定通りに行われていますが冗長さは感じませんでした。交響曲全集の9曲(D812も含む)にも共通する特徴でしょうか。なお、”live”と表示されていますが、観客の拍手・咳払い等は一切収録されていません。Liveでは「天国的長さ」の故か反復を省略する指揮者が多いのにAbbadoは忠実に演奏してくれました。Beethovenの全集も2回おこなっているし、Schubertも2回目の全集をやってくれそうなのは、SawallischかAbbadoかと期待していたのですが、駄目でした。

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