シューベルト(1797-1828)

CD 即興曲集 ヴィルヘルム・ケンプ

即興曲集 ヴィルヘルム・ケンプ

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    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2009年01月14日

    ケンプが70才になった頃にDGに一連で収録したシューベルトのピアノ曲で私は「楽興の時」、「4つの即興曲」2作品それに「さすらい人幻想曲」を聴いています。周知の通りケンプは技巧派ではないだけに他の演奏家より心の中で作品を熟考して結果的に抒情的な表現に結びつけています。これらの作品は比較的シューベルト晩年に近く作曲したものが多いだけに単に旋律・歌謡性に止まらず底に彼の総仕上げ的な楽想が散りばめられケンプなればこそ受容・提示出来た最高盤と思われます。

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    北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  2008年12月27日

    シューベルトが、31歳で亡くなっているのに、親父(46歳)の年で開眼。シューベルトは、技巧派ピアニストではしっくりこない。この点、ケンプのピアニズムは、シューベルトのソナタとともに即興曲にも合うようだ。実演は聴ける時代にいたのに、逃がしてしまって残念。タッチが揺らぐ間にも情感が詰まるとでも書けばいいのだろうか?親父の年でシューベルトに入る人には共感していただけるのではないか!

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    しふら  |  神奈川  |  不明  |  2008年12月07日

    私にはこの曲集の最高の演奏です。七海耀さんも書いておられるように、D899-3がケンプの良さが非常によく出ています(実演では好不調の差が大きく、また録音では良さが伝わりにくいタイプ)。これは好調時のケンプの演奏を彷彿させる数少ない録音です。74年11月10日の東京公演のアンコールに弾かれたこの曲で、私は(錯覚かもしれない)内なる声を聴きました。その後の人生を支えられてます。ケンプはこういうピアニストでした。音楽の本当の力を示す「真の芸術家」でした。79年(84歳)まで10回も来てくれて我々に喜びをくれました。ありがとう!!

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    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2006年02月27日

    シューベルトの即興曲と言うと、内田とかクラウスとかの世評が高いようで、古くはシュナーベルなどの名演もある。しかし、稀代のシューベルト弾きケンプによる慈しむような演奏も、楽曲の本質に迫る見事なものだ。特に、D899のアンダンテで、遅いテンポによって紡がれる歌は、例えようもなく美しく、別格である。

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