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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第6番 シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル

交響曲第6番 シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル

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    ゆっきー  |  千葉県  |  不明  |  2020年09月21日

    出だしの音からはっきり聴きとれる。実はこの部分聴こえづらい指揮者が多い。高齢者にはありがたい。全体的に粘らずドンドン先に進めてゆく。ただし、急ぎすぎている印象はない。 一楽章後半の金管が鳴り響く箇所では、もうちょっと高らかに歌う演出が欲しい。ただし元気もよく、ヨッフム、バイエルン放送響の上位互換とも言える。同楽章の最後の一音が長くのばされて終わっているのが魅力的。この部分を短く切ってしまうと、曲がやせ細って聴こえる。 第二楽章は逆に、一音一音しっかり踏みしめて進めてゆく印象。ここぞというところではテンポを微妙に落として語りかけている。素朴さが魅力的。 第三楽章中間部もゆったりし、まことにブルックナーらしい。 第四楽章冒頭の弦の刻みが聴きづらい。ヴィオラが担当。ppなので、スコア上は一楽章冒頭と全く同じ指示なのだが、こちらは聴こえない。もうちょっと大きめの音で出してよかろう。また今少しゆっくり演奏してほしい。この点はマイナス。再現部以降は微妙にテンポを変え、第二主題ではしっかり歌っている。最後の一音は短く結ばれるが、ホールの響きが豊かなため、貧相さは皆無で、逆にさわやかかつ豪快な印象。 全体的に録音は秀逸で、ホールトーンも心地よい。同曲のベストディスクといってもよいほど内容も優れている。 そう言えば、ギュンター・ヴァント は2002年毎年予定されていたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏会(録音)を前に他界した。曲目は6番であり、大層残念であったことを覚えている。ヤングの6番を聴きながら久しぶりにそんなことを思い出した。

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    TOCHIPAPA  |  広島県  |  不明  |  2019年10月11日

    ブルックナーはどうにも苦手でして、カラヤン最後の7番だけは大感激して何度も繰り返し聴いていますが、4番、5番、8番と有名どころもまともに通して聴いたことがありませんでした。 デビューした頃にN響でモーツアルトを女流が振ってるのを見て物珍しさで覚えていたヤングの新録音、SACDということでダメ元で一枚買ってみました。 演奏のよしあしなど分からないながら、音質がよいせいか、最後まで聴き通すことができました。 ブルックナーというのは、響きが大切なのかな、と思ったりしました。 演奏のよしあしは分かりませんが、その響きをうまく活かしたテンポ感が良かったんでしょうか。

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    コピーマスター  |  千葉県  |  不明  |  2015年01月12日

    このブル6。始めに聴いたのがクレンペラーの盤で、割と好きである。 一方、ブル6は、演奏による違いを出しにくい作品なのではないだろうか。 曲がまっすぐな性格であるがゆえに、悪くすると機械的でうるさく感じてしまい、途中で飽きがくる場合も少なくない。 そのようなわけで、シモーネ・ヤングのシリーズでは毎回唸らされてきたものの、さすがにこのブル6は改定と初稿との違いもなく、変わり映えはしないだろうと思っていた。ところが結果は期待以上。どこがどうというか、細かいところがとにかくいちいち絶妙なのだ。それに、ライブ録音だからだろうか、音楽のノリとウネリがあり極めて音楽的。しかも、ブルックナーのあのオーラ(天上からぱっと差しこんでくるあの光!)がきちんと出ているから驚きだ。シモーネ・ヤングは今回も裏切らなかった。このシリーズ、全集完結した瞬間に廉価版で出るかも知れないが、私は1枚ずつ追いかけて行きたいと思う。

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