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バルトーク (1881-1945)

LPレコード 管弦楽のための協奏曲:フリッツ・ライナー指揮&シカゴ交響楽団 (高音質盤/200グラム重量盤レコード/Analogue Productions/*CL)

管弦楽のための協奏曲:フリッツ・ライナー指揮&シカゴ交響楽団 (高音質盤/200グラム重量盤レコード/Analogue Productions/*CL)

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    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  2021年07月17日

    1955年にステレオでこの音質で録音されたのも驚きならば、この集中力と切れ味鋭いリズム、凄みのあるライナーの指揮にも驚きです。今回さらにXRCDの圧倒的な生命力のあるサウンドに驚き、カップリング無しでこのお値段にも驚きです。…でも、購入する価値は十二分にありますよ!

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  • ★★★★★ 

    三文詩人  |  福岡県  |  不明  |  2021年03月04日

    鍛え過ぎた骨皮筋右衛門よろしく筋骨逞しい音楽を志向するあまり『ミスター・メトロノーム』の渾名を頂戴し、シカゴ響の音楽監督に就くや否や楽団員の首ことごとくを挿げ替えた首切り魔フリッツ・ライナーが、ベーラ・バルトーク晩年の技巧を極めた名曲を指揮した恐怖の1枚。1955年というステレオ録音草創期にあって、45/45方式の開発元でもあったRCAの専属ゆえに、既にして立体感のある音で聞けるのがまた恐ろしい。 渡米したバルトークは、ピアニストとして生計を立てる積もりだったらしく、作曲はせず。それが心身共に行き詰まってリサイタルもできなくなった癖に、生来の潔癖症ゆえか、ヨーゼフ・シゲティやライナーほか友人たちからの支援も受け取らなかった。突き返された支援金を適当な団体名義で贈ると、色々調べた末に「架空の団体から受け取る理由がない」として全額払い戻しまでしたという。そりゃ鬱にもなるはずだ… 頭を抱えた友人たちが、クーセヴィツキー財団からの委嘱ということにして(無理やり)作曲料を受け取らせ。遂に奮起したバルトークが、3ヶ月程で書き上げたのがこの曲。その事情を知るライナーだからか、意気込みも半端でなく。タクトの代わりにナイフを振るかの、身も引き締まる壮烈さ。真冬のお化け屋敷もかくや。 至難の曲ゆえに新人指揮者の試金石ともされ、ということは第1楽章終わり近くに地獄の哄笑のように金管が奏でる逆行カノンといい、逆立ちしたゴブリンが並んで踊ってみせるような間奏曲といい、こんな化け物と比較されることになる駆け出しの若手には気の毒な限りである。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年05月22日

    バルトークの最晩年の傑作である管弦楽のための協奏曲にはこれまで多数の録音がなされ、その中には名演との評価がなされているものも数多く存在している。そのような中で、録音から50年以上が経過してもなお、これまでの同曲のすべての名演に冠絶する至高の超名演こそは、本盤におさめられたライナーによる演奏であると考える。本演奏におけるライナーのアプローチは、テンポは幾分早めであり、全体として引き締まった筋肉質の演奏であると言える。他の指揮者による演奏が、聞かせどころのツボを心得たわかりやすい表情づけを随所に施しているのに対して、ある意味ではいささかも微笑まない辛口の演奏で一貫しているとさえ言えるほどだ。しかしながら、演奏全体に漲っている気迫や張り詰めた緊張感には尋常ならざるものがあり、我々聴き手の心胆を寒からしめるのに十分なものがあると言える。また、一聴とすると何の飾り気もない各フレーズの随所から滲み出してくるような奥深い情感には、抗し難い魅力が満ち溢れていると言えるところである。これは、ライナーの同曲への深い理解や愛着とともに、同曲に込められたバルトークの心底にあった寂寥感や絶望感などを敏感に感じ取っていたからに他ならないと言える。このような楽曲の心眼に鋭く切り込んでいくような彫の深い表現は、バルトークと親交があり、バルトークと同じ苦難の時代を生きたライナーだけが成し得た究極の演奏とさえ言えるだろう。ライナーの確かな統率の下、これ以上は求め得ないような完全無欠の演奏を披露したシカゴ交響楽団の卓越した技量も、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。これだけの歴史的な超名演だけに、これまでSACD化やXRCD化など高音質化への取組がなされているが、私としてはXRCD盤の方をより上位に置きたいと考える。前述のように50年以上も前のスタジオ録音であるが、XRCD化によってきわめて鮮明な音質に蘇ったところであり、ライナーによる超名演をこのようなXRCDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年05月04日

    LPの時、ピックアップ針を落としやがて聞こえて来るバルトークの世界、これだけの緊張感をもって聴く者を覚悟させる演奏には出会ったことがありませんでした。他の指揮者による同曲はライナーインパクトの為鼻から受付けすらしなかったのが我が実情です。たヾCDになってからはこの緊張感はプレイヤーの機械的操作にまぎれトーンダウンしてしまったのも事実であります。演奏本質は変わらないので生を含めての媒体次第のところが評価を左右しますがライナーの厳しい職人魂を反映した同国系演奏として納得してしまいます。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年07月07日

    LPの時、ピックアップ針を落としやがて聞こえて来るバルトークの世界、これだけの緊張感をもって聴く者を覚悟させる演奏には出会ったことがありませんでした。他の指揮者による同曲はライナーインパクトの為鼻から受付けすらしなかったのが我が実情です。たヾCDになってからはこの緊張感はプレイヤーの機械的操作にまぎれトーンダウンしてしまったのも事実であります。演奏本質は変わらないので生を含めての媒体次第のところが評価を左右しますがライナーの厳しい職人魂を反映した同国系演奏として納得してしまいます。

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  • ★★★★★ 

    Gunslinger  |  大阪府  |  不明  |  2007年06月04日

    XRCDとSACDの比較ですが、SACDを通常のCDプレーヤで聴いた場合との条件で、滑らかできれいなのですが、低音が弱々しいです。cbのピッチカート、timpは通常盤にすら負けてます。1ビットのCDプレーヤーと同じ弱点では?。改善を強く要望します。このあたりはSACDプレーヤーなら改善されるのでしょうかね?このオケコンの最大の謎?cbが左から聞こえる理由がXRCDの解説で初めて納得。配置を何度も替えていたんですね。何れにしろ、フルトベングラーの没後1年の録音とは到底思えないです。

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  • ★★★★★ 

    Gunslinger  |  大阪府  |  不明  |  2007年06月04日

    XRCDは、冒頭テープヒスは通常盤より多いですが気になるのは数秒。違いは空気感。大勢の人が息を詰めている様子が感じられます。最大相違点ティンパニ。叩いてからもう片方のマレットで音を止めるのが分かるのです。全体に音がソリッドでシャープ。5楽章の冒頭、ホルン〜TPでは天井からの残響が判ります。 482小節からのバスドラはXRCDの圧勝。これを聞くと従来盤には戻れません。ライナーのオケコンをベストの状態で聴くならこれですね。

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年05月04日

    音に変わりは無いのですか?しかもこれ一曲で3000円?少し買うのに勇気が要りますね。しかしこの《オケコン》は確かに名演です。収録当時にこれだけの演奏水準が可能だった事、ライナーの鮮烈な棒の凄さが伝わってくる事、この作品の理解に欠かせない一枚です。出版スコアの第二楽章のテンポ表示にミスがあり、このため長い間ゆったりしたテンポが採られてきましたが、ライナーはそんな楽譜検証の議論が起こるはるか以前に、音楽的な感覚から正しいテンポを見抜いたのでしょう。作曲者と作品への共感が素晴らしい。

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  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2005年03月13日

    店頭での試聴だが、音は全く素晴らしい。だけど、高くて、たった一曲だけ。この価格設定をみると、再生環境や再生装置にこだわる特定マニア向けという感じがする。お金のある方はどうぞ。

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