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マーラー(1860-1911)

SHM-CD 交響曲第7番『夜の歌』 ドゥダメル&シモン・ボリバル交響楽団

交響曲第7番『夜の歌』 ドゥダメル&シモン・ボリバル交響楽団

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    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  2017年08月10日

    ノリの良さはいつもの通りだが、ちょっと聞き疲れするかもしれない。テンションの高さは、若いころのマゼールがベルリンで残したいくつかの録音を連想してしまった。

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    宗人  |  栃木県  |  不明  |  2014年10月10日

    9月17日発売のドゥダメルのマーラー7番かなり期待していた面と、ドゥダメル自身が奇を衒わないオーソドックスな曲の解釈をする為、失望するかも知れないと言う危惧が綯い交ぜになった儘、試聴に臨んだ。再生システムも今年アンプを買い換えた為、下記の通りとなった。 Accuphase DP720→MarkLevinson No52→Accuphase A70→B&W 802Diamond、尚、接続するケーブルはWireWorld PlatinumEclips7 のXLR及びSpeakerケーブルである。 マーラー交響曲第7番の原体験は、ショルティ CSOだが、70種類以上ある在庫から次の9点を推薦したい。 @ クレンペラー、ニューフィルハーモニアO( 1968年〈スタジオ録音〉原盤EMI 100分6秒 得点97 音質75 )この曲の原点と言える歴史的名録音。音楽の腰が重く、太い。徳川家康の治世を想わせるような超巨大なスケールの巨きい名演。のっしのっしと巨歩を踏む派手さのない質実且つ堅実な演奏。旧い録音だが音は良好。 A レヴァイン CSO ( 1980年〈スタジオ録音〉原盤BMG 82分9秒 得点98 音質92 )溌溂とした推進力で若々しく音楽が進行する。躍動的で、所々で華やいだパッションが炸裂し、聴き手を飽きさせない。アメリカ的且つ現代的且つ華麗。大胆でスケールの大きい凄演。細やかな配慮にも欠けていない。録音の水準も頗る高い。 B アバド、CSO (1984年〈スタジオ録音〉原盤DGG 78分44秒 得点98 音質98 ) 若々しく明るく華やか。輝く閃光が一陣の風のように吹き渡り、全曲を通して圧倒的感動を呼ぶ。スケールが巨きい。SHMCDの音は大変素晴らしい。音質はこの曲の1、2を争う。 C バーンスタイン NYPO ( 1985年 〈ライブ〉原盤DGG 82分31秒 得点97 音質95 ) スケール巨きく重厚で雄渾、濃厚な味わいがある。この人特有のフィルターを通して描くマーラーである。第一人者の演奏だけあって納得度が非常に高い。この人の体臭が嫌でなければ満足がゆく筈。SHMCDの音は良好で高い水準にある。 D ラトル、バーミンガム市SO ( 1991年 〈ライブ〉原盤EMI 77分10秒 得点98 音質85 ) 重厚で磐石の安定感があり、この曲の美点を最高度に昇華させた名演。圧倒的で都会的センスに溢れる。ラトルがこの曲の演奏に絶対の自信を持っていることが判る。音質は良好だが、もう少し解像度が欲しい。 E テンシュテット、LPO ( 1993年 〈ライブ〉原盤EMI 87分39秒 得点99 音質91 ) この演奏には燃え盛る熱い炎が宿っている。ねっとりしていて且つ精細に丹念に描ききる大名演。全方位で全く隙のない完璧な演奏。シノーポリと双璧。録音もよい。 F シノーポリ、フィルハーモニアO ( 1994年 〈スタジオ録音〉原盤DGG 87分16秒 得点99 音質90 ) ゆったりしたテンポで夢幻的に音楽が始まる。スケール雄大で細部まで神経が行き届いている。入念なアッチェレランドを用いて、感動は圧倒的。深沈とした奥深いヴォリュームのある情念的表現、次元の違う詳細さで他とは隔絶した圧倒的感動でこの曲のBestかも! G シュテンツ、ケルンギュルツェニヒO ( 2012年 〈ライブ〉原盤OEHMS CLASSICS 73分33秒 得点97 音質99 )考え抜かれた思索的で、且つ緊張感が全体を一貫しており、繊細精妙で大変な感動を呼ぶ。これ程充実している演奏は近年では稀。音楽の情報量が桁違いに多く、新しい発見に充ちている。音質も解像度が高くレンジが広く素晴らしい。因みに本盤はSACD HYBRID。最近、マルクス・シュテンツとジョナサン・ノットと言う2人の指揮者がマーラーの交響曲1〜9迄を完成させたが、特にシュテンツのマーラーは水準が極めて高く、今迄誰も気付かなかった音楽の細部を丹念に掘り起こし、驚愕すべき斬新且つ新鮮な表現を獲得している。特に第5番は凄い。個人的にはテンシュテットLPO1978年と双璧でTOPに並んでいる。 H ドゥダメル、シモン・ボルバルSO ( 2012年 〈ライブ〉原盤DGG 78分52秒 得点96 音質96 ) 堂々としていて冷静沈着でスケールが巨きい。自信に充ち、流麗に旋律を歌い上げて美事。際立った個性や主張は乏しい。それだけ大器の片鱗を見せる、謂わば本格派の快演と言える。閑寂な静謐さとあり溢れる熱気が充満して物凄い。音質も大変素晴らしい。 ここ10年の最大の発見はシュテンツのマーラー交響曲とヤニック・ネゼ=セガンのブルックナーだ。孰れも過去の誰の演奏とも似ていない、大変魅力的な演奏群である。ドゥダメルはオーソドックスな解釈が身上故これからは他との差別化を図る上難しい局面が待っているかも知れない。同年代のシュテンツ、ノット、セガンと切磋琢磨し、独自の道を開拓して行って欲しいと切に望んでいる。

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