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バーンスタイン、レナード(1918-1990)

SACD 『ウェスト・サイド・ストーリー』ブロードウェイ・スコア完全版 ティルソン・トーマス&サンフランシスコ響、C.ジャクソン、A.シルバー、他(2SACD)

『ウェスト・サイド・ストーリー』ブロードウェイ・スコア完全版 ティルソン・トーマス&サンフランシスコ響、C.ジャクソン、A.シルバー、他(2SACD)

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年11月25日

    意外だ ブロードウェイ・スコア完全版の初録音とは 初は’84のバーンスタイン盤だとばかり思っていた ’61のオリジナル・キャスト盤は好かったが もちろんボーカル・ナンバー盤だから全曲ではない 世紀が変わって’13このティルソン・トーマス盤が初のオリジナル全曲盤というわけだ 最も耳に馴染んでいるのは’61の映画盤だが 個人としては’03のワーズワース&ロイヤルPO盤を愛聴している 歌入りではないが スタンリー・ブラック&ロンドンSOの”セレクション”やオスカー・ピーターソン・トリオのジャズ盤もよく聴く ”メリー・ポピンズ””サウンド・オブ・ミュージック”と並んで少年のわたしをミュージカル好きにした”WSS”を生涯忘れるはずもなく 今も心身を流れる血のようにわたしの音楽感のニューロンとなっている MTT&SFSの演奏はオリジナルの管弦楽に再び命を吹き込み美しく新鮮な世界を蘇らせた バーンスタインの音楽がアメリカの歴史文化の一翼となったことを証明した ビゼーの”カルメン”から多くを学んでいることも明らかになった だが70年前の時代の声は戻らず 衒学性を帯びてしまったこともまた事実だ この怜悧さに悲哀が滲む しかしこうして芸術は残らざるを得ないとも言える マリアの声の中にわたしの知らないマリアが見えてしまったことも虚しかった そう少年のわたしはマリアに恋していた あの昔の映画なんか観てないという方 お聴きになっては如何 きっと好きになる

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