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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第2番 ジュリーニ&ウィーン交響楽団(1974)

交響曲第2番 ジュリーニ&ウィーン交響楽団(1974)

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年07月11日

    ブルックナーの交響曲様式の芽生えがここにある 2/2 Alla braveがFinaleに登場する 第1楽章は4/4だが 書法はアラ・ブレーヴェに大きく傾いている ジュリーニは最後の三曲以外ではこの”第2番”だけを録音している その洞察の確かさを証明したDiscだろう スケルツォが少し遅く フィナーレで持って回ったところがあって 後半ややもたつくが ブルックナー交響曲の特徴と美点を紹介するに不足はない 大時代を闊歩した指揮者としては上出来だろう 長い時間市場にて指示を得ているのも首肯ける だが すでにブルックナーの青春性と未来性を描出した演奏が数々登場している 往年のジュリーニ・ファンも新しい風に吹かれては如何か  

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  • ★★★★★ 

    ロールパン  |  不明  |  不明  |  2016年10月16日

    曲目が地味なだけに知名度に欠けますが、ジュリーニという指揮者の中でも最高レベルの演奏だと思います。とはいえ、私にとってはジュリーニの音盤は一級品のものが多く、最高レベルの演奏と感じるものが10枚ほどあるのですが…。この演奏でまず特筆すべき点は録音の素晴らしさです。ムジークフェラインというホールは録音が非常に難しい場所として知られているようですが、オーケストラの距離感、残響が程よい塩梅に録れています。ウィーン交響楽団の響きも大変美しく、ウィーンフィルほど各楽器が強力ではない分、同じジュリーニのブルックナーの交響曲7〜9番よりも力が抜けていて聴きやすい印象です。演奏については最高。言うことがありません。

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  • ★★★★★ 

    コピーマスター  |  千葉県  |  不明  |  2015年05月22日

    もしこのページに「在庫有り」と表示が出ているなら、多数あるすべてのレビューを読んでしまう前にカートに入れるべきであるとしか言いようのないディスクである。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2014年04月21日

    本録音はEMIのアナログ円熟期に次々と優秀録音を生み出した、プロデューサー/クリストファー・ビショップ、バランスエンジニア/クリストファー・パーカー(所謂ビショップ&パーカー)が手がけた、当コンビとしては唯一と思われるムジークフェラインザールでの録音(本ディスク以外に他にあれば是非情報を頂きたい)である。ムジークウェラインザールでのセッション録音の難しさについては、デッカがステレオ録音の黎明期の段階で、本ホールに早々と見切りをつけ、ゾフィエンザールに拠を移したことがあまりに有名であるが、黄金期のデッカやEMIのように、録音会場を空間ごとを切り取ってきたかのようなフルボディサウンドを、そのままテープに収めることを社是としてきたレーベルにとって、大音量では飽和をきたし、空席状態では残響過多となるホールの特性と、広大で見通しの良いサウンドステ−ジの再現を拒む、狭くて急な山台ステ−ジを有するこの黄金のホールは、御するにはやっかいな相手であったらしい。 一方で楽音以外はレコードには余計な情報だと言わんがばかりに、個々の楽器をマルチマイクで丹念に拾い上げていたDGにとっては、本ホールでのセッションは支障にならないどころか、ドライで無味で平面的になりがちなサウンドに独自の色気をもたらし、黄色レベールのウィーンフィルサウンドとして独自のハウスサウンドを確立していったが、今これらのディスクを聴きながら目を閉じても、リスニングルームにムジークフェラインザールの空間はけっして浮かび上がってはこない。話を本ディスクに戻すと、このたびのHMVによる解説には、パーカーは最初の音出しの段階でただちにステージの山台を撤去したとある。奥行きの浅いステージに5段もの山台(しかも一列用)があるのだから、メインマイクが拾うオケのバランスは不自然になり、遠近感も希薄になることはパーカー程の達人であれば、目にしただけで分かったはずである。このホールでアビーロードスタジオやキングスウェイホールのような豊饒でクリアなスペクタキュラーサウンドを録ることは不可能である、と瞬時に判断したパーカーは、与えられた時間と予算の中で最善のサウンドを得るため、ステージを平土間にしてオーケストラを一杯に広げることで、個々の楽器にメインマイクから光を照射させたかのように、サウンドの見通しを良くすることに注力した。SQ4チャンネル全盛期の録音につき、パーカーが使ったマイクはメインの4本に加え、オーケストラとアンビエンス用に数本が追加され、さらに低弦、木管、ティンパニー、ホルンにも補助マイクが向けられたものと考えられる。さらにサウンドのクリアネスを確保するために、いつもより補助マイクのミキシングウェイトを高めたとことも想像がつく。そしてそのサウンドは、ホールの過剰ともいえる残響をしっかり取り込みながらも、個々の楽器のクリアネスを保っており、リスニングルームの左右の壁面一杯に広がる分厚い弦五部のセパレーションも良好である。弦の後ろに展開する木管セクションの奥行き感はやはり感じられないが、ステージ左奥のホルンは十分な遠近感を持って再現される。なおジュリーニの解釈か、録音サイドで全奏で飽和しやすいホールの特性を考慮したからか、金管もティンパニーも音量は抑えられている。このように本拠地ロンドンでの録音のような、クリアでトランスペアレントなサウンドステージと、広大なパースペクティブ、ワイドでフラットなFレンジは望むべくも無いが、恐らくはこれが空席状態のムジークフェラインザールの響きなのであろう。全盛期のジュリーニによるブラームスを思わせる濃厚な音作り、70年台のウィーン交響楽団の素朴なサウンド、ムジークフェラインザールの豊か過ぎるホールレゾナンス、パーカー&ビショップによるアナログ全盛期のハイファイ録音。演奏、録音共に最高とは呼べないまでも、このディスクが有する魅力には抗しがたいものがある(音質評価はテスタメント盤による)。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    聖人・チェリビ抱っこ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年05月01日

    LPの頃からこの盤の存在は知っていましたが、この度HMVおよび諸氏のレビューを見て購入しました。今までスイトナー/N響の実演やシュタイン、インバルの録音を聴いてきましたが、このジュリーニの演奏には衝撃を受けました。多くの方々が絶賛するのがうなずけます。この録音が忘れ去られていたとは信じられません!本当に目から鱗、いや耳から耳クソです!HMV評の通り第1楽章冒頭のチェロのテーマから引きずり込まれるような美しさ!第2テーマに入る直前の間の取り方、第3テーマ(?)の木漏れ日がもれてくるような柔らかく暖かなフルートの音色。第2楽章は泉がふつふつと湧いてくるような豊かな歌にあふれています。第3楽章コーダのイン・テンポでしっかりと足を踏みしめながら、ひたひたと迫ってくる迫力!けっしてがなりたてるわけでもないのにものずごい存在感を感じさせる第4楽章。全曲を通しての歌の豊かさ、スケールの大きさは筆舌に尽くしがたいほどです。価値観や好みの問題はありますが、これ以上の演奏は考えられません。脱帽です。ジュリーニは70年代がピークだったのではないでしょうか?もちろんウィーンフィルやベルリンフィルとの晩年の録音も悪くはありませんが、当ディスクはシカゴ響とのマーラー第9と肩を並べる名演と断言できます。それにしてもブルックナーの2番はもっと演奏、録音されてもいい曲だと思います。評価が低すぎます。ついでにこの曲と関連が深い第3ミサ曲も同様に演奏されなさすぎです。ジュリーニの第3ミサ曲も聴きたかったなあ…。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    NAKAKO  |  長崎県  |  不明  |  2010年08月16日

    ノイマンの一番のあと聴くと、まるで格が違います。どの部分もいきいきと歌っています。クラシックを聴いたことがない人、ブルックナーを聴いたことがない人にもこの良さは伝わるんですかね。まちがいなく星五つです。

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  • ★★★★★ 

    k.y.  |  千葉県  |  不明  |  2009年11月02日

    素晴らしい。美しい。第1楽章も好きですが、第2楽章の美しさは格別です。第2番が有名でないのが不思議です。

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  • ★★★★★ 

    とらっきー  |  東北  |  不明  |  2008年10月18日

    2番は当盤がベストです。常套句ではありますが、ムジークフェラインの残響もすばらしくで、全休止の多いこの曲に特にマッチしています。ヴァントやヨッフムをさしおいて、これ、です。お勧めできます。(先日のムーティ=Wphサントリーの実演、良かったなぁ〜。CD化されないかな?!期待!!)

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  • ★★★★★ 

    ぼん  |  神奈川県  |  不明  |  2008年05月28日

    ホールに響きわたる終楽章の最後の音がじつにスケールが大きくしかも美しい。ここだけでも最高。

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  • ★★★☆☆ 

    Muumin  |  神戸市  |  不明  |  2007年02月06日

    細部の精密さ、歌謡性、精神的雰囲気が持ち味のジュリーニですが、第1楽章の主リズムの表現だけは彼らしくなく不可解です。この付点3連符ですが、多くの指揮者が案外と野放図に扱っています。アイヒホルン、スイトナー(N響)、朝比奈、小澤(VPO)しかりです。オーッと納得させられるのがMr.Sです(意外にも)。

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    織工  |  東京都  |  不明  |  2006年05月06日

     いまでこそ、ジュリーニといえばブルックナー演奏の「泰斗」ですが、2番は初期の頃の登場でした。実にしっかりとした演奏で、はじめて2番を聴くリスナーにとっても、この曲の良さを十分に伝えてくれます。また、昔からの愛聽盤ですが、飽きがきません。詳しくは、http://spaces.msn.com/shokkou/ を参照して下さい。

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    ひろたん  |  東京都杉並区  |  不明  |  2006年04月08日

    30年以上にわたりEMI版LP→セラフィム版CDと聴き継いできたが、音質もリマスタで良くなったのではないか。ジュリーニの天性を聴くのにシューベルトの『未完成』/マーラーの『交響曲第九番』と並んで最高の録音。演奏はこれ以上何を望むことがあるだろうか。清新な空気感と磨きぬかれた音響が曲の本質を覆い隠すのではなく露にしている稀有のもの。

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  • ★★★★★ 

    fukifukifukida  |  ibaraki pref.  |  不明  |  2005年09月22日

    これは素晴らしい。何枚か2番は持っていたが、良さがさっぱりわからなかった。やはりブルックナーは指揮者を選ぶんだな。録音も少しヒスがあるが、当時の録音では最高の部類に入る。瑞々しさとつややかさ。晩年のやたらテンポの遅い演奏とは一線を書く。2番はこれ以外聴きたくなくなった。

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    ヘルベルト・フォン・ベーム  |  神奈川県  |  不明  |  2005年06月22日

    ジュリーニが亡くなった。改めてこの名盤を聴き直してみる…なんという生命力に溢れた演奏!各楽器は生き生きと歌い、意味のないフレーズがひとつも無い。ジュリーニはオケを歌わせる天才だったのであろう。ウィーン響がまるでウィーンフィルのような豊かなサウンドだ。録音も極上に美しい。2番は長ったらしくないのですっきりとブルックナーを楽しむことができる。

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    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2004年11月07日

    確かにこれは見事。滑らかな横の線の流れ。歌に溢れた演奏。ブル2はこれがあれば他にいらないかも。

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