交響曲全集、3つのフラグメント ストゥールゴールズ&BBCフィル(3CD)
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年12月27日
並みいる強豪がいるフィールドに敢然と加わったストゥールゴールズに歓呼を 演奏は強弱の幅を最大限にしたデュナーミクを個性とする これはシベリウスの管弦楽法の性格を如実に描き出すことになった これが吉と出たか否かの世評は分かれるだろう ソロが多く響きが薄くなるところと数少ないトゥッティ部分が激烈に飛び出して聞こえるところとの落差に違和感を覚える人も多かろう だがシベリウスがそう書いていることも事実なのだ さらに特筆したいのは 7つの交響曲の性格が明確に描き分けられたことだ これはありそうでなかなか無かった 前半と後半の違いを感じさせる程度で 指揮者の色で全曲染められていることが殆どだった だからだろうか ストゥールゴールズ盤で最も優れているのは第2番の演奏だと感じる 久々に新鮮な感動を覚えた これは楽曲が優れているのだ 長年にわたる世の評価を裏付けた そしてもう一つ 第7交響曲を4つのトラック(楽章)に分けている ここに指揮者の理解と主張がある あなたも如何2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ハイバラ8 | 奈良県 | 不明 | 2017年07月29日
この指揮者は初めて聴くが、シベリウスをクールに聴かせる。実に好印象で気に入りました。コリンデイビス、バーンスタイン、ネーメヤルビー、ベルグンド、コリンズ、バルビローリのどれとも違う新鮮さがあります。録音もよく掘り出し物でした。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Human@TheEarth | 静岡県 | 不明 | 2014年04月13日
録音のせいか、全般的にソフトな印象です。たとえば、金管と打楽器のバランスが強い(GibsonでもSegerstamでも同様で、Chandosの録音の特徴?)ものの、Gibsonのような雄々しさや荒々しさはなく、Segerstamのような力強さもあまりなく、大人しい演奏(録音?)です。 それと、8番のフラグメントは、致し方ないのですが、短いですね。それでも、貴重ではあります。8番は、ほとんどSibeliusが燃やしてしまったから、将来もこれ以上は望まないでしょうね。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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