Fidelio: Karajan / Bpo Dernesch Vickers Kelemen Donath Van Dam
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jasmine | 愛知県 | 不明 | 2023年10月14日
カラヤンの勝負曲のひとつ「フィデリオ」。オーケストラの指揮者である以上にオペラ劇場のカペルマイスターであることを望んだカラヤンが自らのキャリアの節目に取り上げてきたのが「フィガロ」「トリスタン」であり「フィデリオ」だった。 序曲が始まって、直ぐに金縛りにあったような衝撃を受ける。眩いばかりの輝きに満ちた響き、誰しもここで奏でられている音楽の放つ強烈なオーラに圧倒されるはずだ。この充実しきった響きを耳にしたら最後、他の鳴り方では満足出来なくなるのではないか? この曲をこのように鳴り響かせることが出来るのは、この時期のカラヤンだけ。カラヤンはフィデリオの序曲を何度も繰り返しレコード化したが、このような充足を与えてくれる演奏は、他にはない。これこそ絶頂期のカラヤンとベルリン・フィルの音である。私はもう一つ、これと同等の衝撃を受けた記憶がある。それは、77年収録の「荘厳ミサ」の最初のトニカの響き。完全なる調和。荘厳かつ崇高な、力強くも澄み切った心地よい音楽が鳴っていた。カラヤンが残した奇跡的な演奏の記録を、是非ともSACDで復刻して欲しい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2015年09月22日
歌手たちが生き生きとしていて、オーケストラは雄弁だ。 あまり面白くない作品だと思っていたが、この録音を聴いているとなかなかいい音楽だと感じられた。ただオペラというよりオラトリオのようだ。 フロレスタンを歌うヴィッカーズがもうひとつだ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カズニン | 東京都 | 不明 | 2012年06月25日
素晴らしいCDです。豪華で個性的な歌手陣、カラヤン・ベルリンフィルの精緻なオーケストラ演奏。これはカラヤンの十八番なのでしょう。聴いていてワクワクします。録音・お値段もよいです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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エステ荘の噴水 | 岩手県 | 不明 | 2012年04月23日
既に指摘されている方がいますが、『フィデリオ』にはベーム&SKDおよびバーンスタイン&VPO、カラヤン&BPOと20世紀後半を代表する人気指揮者による極め付けの名盤が揃っていて、デジタル新盤の入りこむ余地はなさそうです。ベームは強く引き締まった表現で後半に向けて音楽を盛り上げていき、バーンスタインは丁寧な仕上げと劇的かつ大らかな表現で一番バランスがよいかもしれません。それに対しカラヤンは繊細な美しさと豪快さを併せ持った迫力のある進め方をしています。もっとも、そう感じるのはデルネシュ、ヴィッカーズらの歌にかなり力が入っているからでしょうか。レオノーレはイゾルデかジークリンデか、フロレスタンはトリスタンかジークムントか。そんなことを考えながら、今日も夜は更けていきます1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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燕の巣 | 静岡県 | 不明 | 2012年04月21日
旧盤(TOCE-9947/8)はスマートなケースに収納も、歌詞のブックレットはなかった。再発盤は昔ながらの分厚いケースだが、CD-ROMに解説と歌詞を収録。独英対訳はAdobe Readerで200%の大きさだと、老眼の私にはCDサイズより楽で新たな楽しみ方も享受できた。肝心の演奏は、魂が震える入魂の一品。ライブ収録でないが映像を観る様な臨場感に溢れ、歌い手と演奏、指揮が渾然一体となった名盤。虚心坦懐に聴けば、感動に震え涙が溢れる。音楽が持つ力、そして素晴らしい感動を味わえる。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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千葉のアリアドネ | 千葉県 | 不明 | 2011年05月22日
前から関心のある演奏で、さて買うかと思ったら「無い」。まさかカラヤンの中でも名盤とされているCD(しかも正規録音はこれ一種)が廃盤?と驚いていたところ嬉しい再発のニュース。早速購入した。やはり面白かった。フィデリオといえば、これも名高いベームとの比較で、カラヤンの特色を一口で言えば、妙な言い方だがよりオペラティックだということになるのではないか。言うまでもなくベームも生粋の劇場人であり、その特性はオペラにこそより表されたと思うけれども、ベームの場合は「普通のオペラでないフィデリオ」の「普通でない」という部分により比重がかかっている感がある。流れが「滑らか」なのは(滑らかにしている)のはもちろんカラヤンで、この曲のオペラとして「出来の悪い」あるいは「不都合な部分」を上手くまとめて「聴き易く」また「美しく」している。ベームがそうした不器用な形の中からベートーヴェンが表したかった理念をひたむきに追及していくとは対照的に。しかしカラヤンもそうしたスタイルの中でベートーヴェンの求めたものを表し得ているのではないだろうか。歌手はデルネッシュにはやや不満。ヴィッカースはややくせがあるが力演。フルトヴェングラーやバーンスタイン(この曲では好みではないのだが)にも言及したかったが、紙数が尽きた。フィデリオを考える上では必聴の盤としてお勧めしたい。それにしても日本に縁の深いまたは人気のある大指揮者達がこぞって名演を残しているフィデリオ、日本での人気がもう一つなのはどうしたことか. .3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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クラシッカー | 神奈川県 | 不明 | 2006年01月12日
序曲からカラヤン・BPOの重厚な音響が響き渡り、BPOの素晴らしい有機的なアンサンブルで重心の低い音楽が導き出されています。 あまり、普段からフィデリオは聴かないのでわかりませんが、フロレスタンをを歌うヴィッカーズが以外に繊細に歌ってるのが印象的でした。でるねっしゅはいつもどおりの濃厚な声で魅了してくれます。 カラヤンのタクトによる2幕フィナーレは感動的で、平和をキーワードに暮らしているのこの世の中にとてもピッタリだなと思いました。 録音は良好で、イエス・キリスト教会の重厚な重々しい響きが良く録れていると4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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