交響曲第7番(ニューヨーク・フィル 1960)、第3番(マンハイム州立劇場管 1963) ヒンデミット(2CD)
検索結果:3件中1件から3件まで表示
-
Dewurich | 埼玉県 | 不明 | 2015年01月25日
クレンペラーはヒンデミットの指揮を悪く言っていたらしいですが、これを聴く限り、大規模な曲を見事にまとめ、よけいな味付けはせずに曲の良さをストレートに引き出した好演だと思います。 7番のアダージョのクライマックスが打楽器の一切入らない純正ハース版仕様なのも新即物主義者ヒンデミットらしいかもしれません。フィナーレの終盤で急激に音質が籠るのが残念。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
蓮華人 | 千葉県 | 不明 | 2014年12月15日
日本でのセールスように付けられた帯には「ギクシャクした、意図的なのか偶然なのか判然としない演奏」だとか、この演奏と関係ない1953年のバイロイトの「第九」が「凡演で凄まじい悪評を浴びた」。さらに「クレンペラーはヒンデミットの指揮を見下していた」などと散々。売るつもりがあるのだろうかという書きよう。まあ、ストレートで外連味のない、ザックリと土台部分を築いた上に、美味しそうな部分を飾っていく、シェフの腕前を披露するような、好感の持てる演奏だと思います。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
Behaghel | 東京都 | 不明 | 2014年02月21日
購入早々にまずブルックナーの7番から聞いたが,途中で音飛びがあった。 また3番はARCHIPEL盤よりも音が歪んでいる印象がある。3番だけ聞きたいのならばARCHIPEL盤の方が満足できる音質だと思う。 演奏についてはヒンデミットが新即物主義を主張していたのがよくわかる演奏で,溜めたり,アゴーギグを感じることはなく流れていく。特に7番は楽譜通りに演奏する感が強く,まるで特徴のないフツーのコンサートを聴いているかのようだが,それがヒンデミットらしさかも知れない。リヒャルト・シュトラウスの指揮もこんな感じなのを思い出した。 オーケストラは超一流とはいえないマンハイム国立劇場管弦楽団(3番)とアメリカでは超一流のニューヨーク・フィル(7番)だが,じつのところマンハイムのほうがブルックナーらしさを感じられる音色だと思う。ニューヨーク・フィルの方は「やっつけ仕事」のように聞こえた。 音質は1960年のライブにしてはよく記録してあったなと思う。所謂マニア盤ほどの劣悪なものではない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:3件中1件から3件まで表示