シンフォニエッタ、タラス・ブーリバ、『利口な女狐の物語』組曲 マッケラス&ウィーン・フィル
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ブルノのおっさん | 北海道 | 不明 | 2018年11月11日
あまりに素晴らしいヤナーチェク。これほど豊穣な響きのヤナーチェクは、逆に地元チェコのオケには出せない気がします。たしかに地元チェコ系の渋みのある演奏の方が、ヤナーチェク本来の、独特な哀愁を帯びた雰囲気にマッチするのだという見方もあるのかもしれません。しかし、そうだとしても、本盤の演奏は心から曲に浸って感動できる、稀に見るものです。シンフォニエッタでは、煌めくばかりの金管(しかもブーブーと煩わしい感じも無い)、重々しくならない程よいスピード感、そして何よりウィーン・フィルの極上のストリングスが堪能できます!タラス・ブーリバも素晴らしい。とくに他の録音よりもオルガンがよく響いており、個人的にかなり好きな音作りです。そして、それほど録音の多くないターリヒ編曲の歌劇《利口な女狐の物語》組曲が、これまた名演!チェコ・フィルとの録音もありますので、聴き比べてみると面白いかもしれません(同じマッケラスでも随分と違う!)。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年11月18日
曲もよければ演奏もいい!これはすばらしい傑作ディスク。ウィーンフィルの柔かい音色をうまく活かし、輝かしくもどこかしっとり感のある「シンフォニエッタ」からしてもう、すばらしい。派手な演奏は他にいろいろありますが(いかにも「ラッパ練習中」というのもあり)、もっとニュアンス豊かに仕上げたのはマッケラスさんの見識でしょう。「タラス・ブーリバ」も巧みな語り口が光ります。『利口な〜』も結構。デジタル初期ながら録音も完璧。これはいいアルバム。おまけに値段も超お買い得。大いにお薦めいたします。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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