交響曲第5番 バルビローリ&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2016年12月05日
EMIのロゴなので、この盤は消えていくだろうけれど、Warnerが、引き続き残してくれることを望む。バーンスタインやテンシュテットが登場する以前、マーラーを頻繁に取り上げ、感動の音楽を聴かせてくれたサー・ジョン。イカレ具合は、流石に少ない。この時代、クーべリックと共に、良質で、情感と迫真、スケールの大きい真摯な姿勢での演奏の5番。ベルリンフィルの9番にも通ずる。こちらは、ロンドンの、当時のニュー・フィルハーモニア、死の前年’69年の録。私、若い時は、情感一切排除、巧いだけの(でも、あれだけの演奏の記録なら拍手喝采)ショルティ・シカゴ。今は、こ演奏が標準。より、興奮を求めるときは、シノ―ポリ、同じオケのフィルハーモニア盤。更に、ドロドロ、本質とエグイ演奏を聴きたくなったら、やっぱり、テンシュテット、バーンスタイン。21世紀では、この演奏に近い印象、でも克明なノット・バンべルグ。サロネンのキビキビ演奏も聴いてみたいんだが…。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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