ブルックナー (1824-1896)

CD Sym, 3, 8, : Szell / Cleveland O

Sym, 3, 8, : Szell / Cleveland O

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    座頭  |  兵庫県  |  不明  |  2021年04月18日

    堂々たる名演ではあるのだが、セルとしては珍しく、遅めのテンポで大きく構えているのがユニーク。セルらしいきびきびした動きのブルックナーを聴きたい方には、セルの弟子スクロヴァチェフスキーの全集をお薦めします。

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    座頭  |  兵庫県  |  不明  |  2021年04月18日

    堂々たる名演ではあるのだが、セルとしては珍しく、遅めのテンポで大きく構えているのがユニーク。セルらしいきびきびした動きのブルックナーを聴きたい方には、セルの弟子スクロヴァチェフスキーの全集をお薦めします。

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    J.BRAHMS  |  神奈川県  |  不明  |  2018年03月29日

    特に第8番は、LPそしてCD(3回買換)時代から、演奏は超名演だが、録音は高音がきつく、全体に人工的なエコーがかかった妙な音で大変残念に思ってました。今回のマルチトラックテープまで遡った丁寧なリマスタリングによるSACD化で、解説にも記載されていますが、無用なエコーは払拭され、高音のきつさは残っているものの、アンプのトーンコントロールで補正できる範囲です。何よりも音場の見通しが良くなり、弦楽器は透明感があります。楽器個々の質感も向上しました。又、第1楽章冒頭のトゥッティ、第2楽章はセルが指揮台を踏み込む音までリアルに聞こえます。深い情念、揺ぎ無い構成を悉く瑞々しさをもって発せしめる演奏および曲の偉大さがより深く理解できる音に仕上がっています。セル最晩年、不世出の名演を心ゆくまで堪能できることは絶大な恩恵です。ゼルキン、フライシャーとのピアノ協奏曲等、SACDでのリリースを切望します。

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    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2018年03月04日

    未発売の製品に関してレヴューは適切ではないでしょうが、演奏内容の素晴らしさに関してSACD化への期待を込めて書かせていただきます。約40年前、中学生から高校生にかけての時期の自分の限られた懐具合でもなんとか所有できたブルックナー8番の全曲LPはたった2種類、それが先頃SACD化されて目覚ましい復活を遂げ、レヴューもすでにさせていただいたカラヤン先生の75年盤と、今回SACD化のセル大先生のクリーヴランド盤でした。両方とも一部ファンからも評論家からも「ブルックナーらしくない」という、定義の明確でない基準であまり好まれているとは言えませんでしたね。ブルックナーらしさとはなにか。牧歌的であればいいのか。私は疑問でした。 さて、ハース版のカラヤン先生盤に対してこちらはカットの多いノヴァーク版ですが、それが逆に脇道に逸れることがない凝集された集中を比類ない厳しさで生み出しており、これこそセル=クリーヴランドの芸術が頂点に達し得た瞬間の貴重な記録であります。まさに峻厳という一言。その威容に驚嘆します。 早いテンポの第1楽章、切れ味鋭く、また情け容赦のない表現から生まれる「死の告知」の全身総毛立つような戦慄。逆にせせこましくテンポを部分的にも煽るような部分が皆無の、実に堂々たる巨匠的な第3楽章。そして第4楽章。迫り来る宿命と死闘を繰り広げるがごとき不屈の精神を感じさせる本演奏では、その正確無比な演奏からはからずも生み出されるものは、決して精密機器の冷たさではなく、徐々に立ち現れてくる大変な「熱さ」であり、聴いている我々の胸も熱くなるのです。いつ何度聴いても。 大学生となってLPからCDの移行の時期。CD黎明期、初めて購入したCBSソニーから発売の8番単独二枚組みセットは今でも大事にしております。もう何千枚に達しているか分かりませんCDコレクションのまさに第一号がこのセル先生の第8でした。その後何回か再発売のたびに購入しておりますが、LP時代から盛大なヒスノイズはCD時代にも受け継がれ、到底現代の水準では満足出来る音ではありません。ブルックナーに不可欠な中低音の軽さが改善されることを切に願います。シングルレイヤーならもっと良かったですが。

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