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シューマン、ロベルト(1810-1856)

CD 交響曲第1番『春』、第2番 ペーター・マーク&東京都交響楽団(1993年、1990年ステレオ)

交響曲第1番『春』、第2番 ペーター・マーク&東京都交響楽団(1993年、1990年ステレオ)

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年08月21日

    マークさんと都響のライヴ、続々とリリースされてこの指揮者の実力を見直すよいきっかけになっております。ディスコグラフィの上では必ずしも恵まれなかったマークさん、ライヴでのいろいろなレパートリーを聴くほどに、刮目する結果となります。さて、このシューマンも新レパートリーでリリースは大いに歓迎。ですがねえ、オケの状態がちょっと悪くて、ここではいま一つの出来栄えのように思います。シューマンの場合、オーケストレーションが下手だとかいろいろ言われますが、それをフォローするためのバランス感覚とかデリケートさが相当に要求されると思うのですけれど、そこが甘いように思われます。私個人としては、そこに不満を憶えてしまったなあ。悪い演奏ではないけれど、完成度は今一つぢゃなあ。

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    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2013年02月08日

    誰もCD評そのものを書いていないので、ひとつここは。結論から言って、素晴らしい。一番は、ホールの音響特性も相まって、ややオフ気味だが、迫力がそがれているかというとそんなことはなく、遅いテンポでじっくり聞かせる。第二楽章など本当によく歌っているし、軽やかさもある。2番は間接音がやや控えめ。だが、その分金管の迫力が前にでる。東京文化会館てのはデッドだけれど、録音会場としては本当に優れていて、マイクセッティングが全てを決める。コーダの追い込みも、思わず身を乗り出す迫力だし、ティンパ二が強烈に、なお且つ音楽的に決め、音楽を引き締めている。80年代~90年代の都響は、フルネ、マークという、スター街道からは一線を画した、職人指揮者の薫陶を受け、日本でも貴重な味のある音をだせる楽団となった。機能的には、今も素晴らしいが、昔、マークやフルネと演奏した数々の名演を是非リリースしてほしい。これらは世界的にも知られてよい業績だ。マークには3番の録音があるのだろうか。都響との音源があれば、マークと都響によるシューマン交響曲の全集が完結するわけだが。

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    ぼん  |  神奈川県  |  不明  |  2011年11月17日

    どちらも実際の演奏を聴いていただけに待望のCD化だ。2番は前回から四年ぶりの来日となった公演だが、このシューマンの素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがある。第三楽章の沈静かしながらもよどむことなく語られていく音楽の見事さ、終楽章の高揚感などあまりにも素晴らしかった。もうひとつの1番はホールの残響もあり、より豊かな響きとスケールの大きさが端正な造形の中に見事に形作られた演奏となっている。特に終楽章はそれがひとつの頂点をつくりあげられた感のあるものだった。両曲ともこの指揮者の日本での最高の演奏のひとつ。ただこれらの感想は過去の記憶からのものであり、これは多少美化されているかもしれない。それを確認するという意味でもほんとうにこれはありがたいCDだ。できれば最後の来日となった1995年に第4番も演奏されているはずなので、そちらもできればCD化をぜひお願いしたい。今回の評価は期待の大きさをあらわしています。

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