歌劇『シリアのアドリアーノ』全曲 I.ガルシア演出、ダントーネ&アカデミア・ビザンティーナ、コンパラート、チリッロ、他(2010 ステレオ)
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マッキー56 | 長野県 | 不明 | 2012年02月18日
DVDからBLへの移行期であるのは世の流れで結構だと思うのだが、日本で発売するのだから日本語字幕をつけてほしい。最近、韓国語、中国語にまけてしまっている様だねぇ〜。残念!特にこういったマイナーな作品には。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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燕の巣 | 静岡県 | 不明 | 2013年12月08日
Opus Arte は『恋するヘラクレス』も非常に面白かったが、滅多に上演される機会のない作品を世に紹介する注目レーベル。多くは日本語解説書付きだが、付いてないので簡単にあらすじを。古代ローマ皇帝のアドリアーノは、ラテン語のハドリアヌスとして知られます。パルティアは現在のシリアの一部を含みます。アドリアーノは、パルティア国王オスロアの娘で捕虜のエミレーナを好きになる。エミレーナの恋人のファルナスペとサビーナに想いを寄せるアクイリオも絡めて物語は進み、最後は史実の通りアドリアーノとサビーナが結ばれるお話。ペルゴレージはナポリ学派の作曲家だが26歳で早逝。幕間で上演される『リヴィエッタとトラコッロ』や『奥様女中』など、オペラ・ブッファでも秀作を残してます。当作品は甘美なアリアが多く、オペラ・セリアとして非常に完成度が高いもので、知名度は低いが人気が出てもおかしくない作品。上記カヴァッリの作品も含め、17世紀後半から18世紀前半のイタリア・バロック・オペラは上演される機会が少ない。日本語字幕が付くほどマーケットは成熟してない訳で、イタリア語を徐々に習得しながらこれらの作品を堪能する事は、一生を懸けたライフワークになることでしょう。何度も何度も観るに値する、素晴らしい作品の映像化を喜びたい・・・。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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