トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ドヴォルザーク(1841-1904) > 交響曲第9番『新世界より』、スラヴ舞曲集 カラヤン&ベルリン・フィル(1958、59)

ドヴォルザーク(1841-1904)

CD 交響曲第9番『新世界より』、スラヴ舞曲集 カラヤン&ベルリン・フィル(1958、59)

交響曲第9番『新世界より』、スラヴ舞曲集 カラヤン&ベルリン・フィル(1958、59)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (1 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:1件中1件から1件まで表示

  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年01月01日

    2013年スタートです、良いことがあります様に元旦に「新世界」への書き込みをさせていただきます。カラヤンの「新世界交響曲」は四度のBPOとの録音・・・1940年(モノラル、タイム@9’47A13’11B7’27C9744)、1958年(タイム@9’33A12’50B8’06C10’52)、1964年(同@9’20A13’08B8’14C11’07)、1977年(同@9’42A12’08B8’24C11’06)とラストはVPOとの1985年収録分(同@9’57A12’31B8’37C11’30)がありますが本盤は1958年EMI分であり私はLP時代カラヤン/PHOによる「悲愴交響曲」(1955年録音)と併録・・・今から思えば超詰込み盤で聴いていた為か熱気ある演奏の割りには古いアナログ音質レベルを超えるものではありませんでした。本盤EMIに敬意を表すならば実に丁寧に演奏され以降の彼の伏姿勢からの跳躍を予測させるものですが録音状態は如何とも出来ません。さて、新世界交響曲収録期の直前1957年にカラヤン/BPOは初来日している頃ならばポスト・フルトヴェングラーの位置付けからも振るオーケストラをPHOからBPOに軸足を移しつつある時でもあり筋肉質な美しい演奏に出来上がっている事には間違いありません(機械技術に興味のあるカラヤンはその来日時新幹線0系車両に感心して乗ったらしいです・・・)。さて肝心の演奏で第1楽章と最終楽章はそのBPOの機能全開の迫力ある突進をしているし有名な第2楽章も望郷の思いをとても素直に出しています。さすがにボヘミア色こそ薄くインターナショナル的でその辺りがカラヤン完全主義にも合致したのでしょう。いずれにしても四度のBPOとの新世界の基本的スタンスがこの演奏に見出せる意義はありましょう。翌1959年に録音したスラヴ舞曲・・・第1番(3’23)、第3番(4’35)、第7番(3’09)、第10番(4’50)、第16番(6’23)はDGからリリースされていたLPを聴いていたのですがこれも各曲バシッと集中力溢れた演奏の印象を持っております。本盤かつてのEMIとDGのソース同居というのも我々の世代には珍しいものであります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:1件中1件から1件まで表示