ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

Hi Quality CD Sym, 2, : Pappano / St.cecilia Academic O +liadov

Sym, 2, : Pappano / St.cecilia Academic O +liadov

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    金山寺味噌  |  愛知県  |  不明  |  2016年09月25日

    2009年11月&12月、ローマ、オーディトリウム・パルコ・デ・ラ・ムジカでのライブ収録。今やイタリアを代表する世界的巨匠となったアントニオ・パッパーノと手 兵サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団のコンビによるロシア管弦楽曲集。メインはラフマニノフの交響曲第2番、カップリングはリャードフの交響詩『魔法にかけられた湖』である。いかにもイタリアの指揮者とオケらしい洗練された歌心あるラフマニノフである。作曲家独特の甘美で感傷的な旋律をスマートに 歌わせ、パッパーノのセンスの良さを感じさせる。リャードフの作品は独特の繊細さを丁寧に表現している。ライブながら音質良好。

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  • ★★★★☆ 

    CHOPINIST  |  大阪府  |  不明  |  2012年04月21日

    レイフ・オヴェ・アンスネスと共演したラフマニノフの協奏曲が素晴らしかったので、オーケストラは違いますが・・・と思いながら、パッパーノがチェチーリア管を振った録音を初購入。 まず感想として、やはりセッション録音をしてほしかったということ。ライヴならではの熱気はスリル感は確かにありますが、コントラバスの出だしのときの弓が弦にぶつかる音や、2楽章の再現部に戻る直前のリズムが複雑な部分でのズレなど、何度も聴くには気になります。しかし一方で、最初は溜めすぎではないかと思ったフィナーレの部分などは、3度も聴けばしっくり来るほど、パッパーノの解釈には説得力があります。そういう点では納得のいく、クオリティの高いライヴ録音です。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年03月19日

    劈頭のリャードフが、まず実に美しい!繊細でビューティフルな曲を、まさにそのように再現していて、聴き惚れます。そしてラフマニノフ。大規模な形式(枠)と構成の対比を強調した演奏ではなく、つまりは交響曲という形式にこだわったものではなく、もっと「歌」や雰囲気を重視した演奏かなあ、というのがまずは聴いての印象です。良くも悪くもそこが特徴ですかな。陰鬱な抒情がやや細身に表現され、好みとしてはもう少し力強さが欲しいかも。ただ、トータルの水準は高いと言えましょう。聴きなおすともっと当方の評価も上がるかな。でも、まずはこんなところで。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年08月03日

    イタリアの俊英の指揮者パッパーノは、既にアンスネスと組んでラフマニノフのピアノ協奏曲全集を録音したが、いずれも素晴らしい名演に仕上がっており、とりわけ第3番及び第4番については昨年のレコード・アカデミー賞(協奏曲部門)を受賞するほどの至高の名演であった。そのようなパッパーノが、ついにラフマニノフの交響曲第2番を録音したというので大いに期待をして聴いたのであるが、かかる期待をいささかも裏切ることがない素晴らしい名演に仕上がっていると高く評価したい。ラフマニノフの交響曲第2番は、今や様々な指揮者によって相次いで演奏・録音が行われている一大人気交響曲であると言える。そのような人気の上昇に伴って、同曲の演奏様式も、ロシア風の民族色を強調したアクの強い演奏よりも、むしろより洗練された演奏が主流になりつつあるように思われる。パッパーノによる本演奏も、こうした近年の洗練されたアプローチが下敷きにあると言える。もっとも、パッパーノの場合は必ずしも洗練一辺倒には陥らず、単にスコアの音符のうわべだけをなぞった薄味の演奏に陥っていない点に留意する必要がある。むしろ、全体としては洗練な装いの中で、各旋律を徹底して優美に歌わせていると言えるところであり、どこをとっても豊かな情感に満ち溢れているとさえ言える。かかる歌謡性の豊かさは、パッパーノがイタリア人であるとともに、イタリア・オペラを得意のレパートリーとしていることの表れとも言えるのではないかと思われるところだ。もう少し強靭な重厚さが欲しいと言えなくもないが、これだけ堪能させてくれれば文句は言えないのではないかと考えられる。いずれにしても、本演奏は歌心に満ち溢れた情感豊かな素晴らしい名演に仕上がっていると言えるところであり、本演奏を聴いて、パッパーノに対して、引き続いてラフマニノフの交響曲第1番や第3番、交響的舞曲などの録音を望む聴き手は私だけではあるまい。また、併録に、リャードフの交響詩「魔法にかけられた湖」を採り上げたのは実に意外性のあるカプリングであると言えるが、これまたラフマニノフの交響曲と同様のアプローチによる優美にして情感豊かな名演と評価したい。音質はHQCD化による極めて良好なものと言えるところであるが、輸入盤に対するアドバンテージとしても、かかる高音質化の取組は大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    モローさん  |  大阪府  |  不明  |  2011年04月09日

    パッパーノ指揮のラフマニノフの同曲は、2008年1月録音のシカゴ響とのライヴCD−R盤があり、標準的なテンポの好ましい演奏であった。本盤は、それと比較すると第2〜第4楽章の演奏時間がやや長くなっているが、緩急のつけ方が自然で非常に聴きやすいテンポ設定となっており、シカゴ響との演奏にあった第1楽章終結部のティンパニーの一打もなく、楽器のバランスも良い優れた演奏である。録音もライヴ盤にしては良好である。

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  • ★★★★★ 

     |  福岡県  |  不明  |  2011年03月04日

    チャイコフスキーの交響曲、そして、ラフマニノフのピアノ協奏曲を聴いて以来、パッパーノという指揮者にはまりました。この人は、極めて弦楽器の表現に長けていると思います。大きく波打つ弦を中心に曲が展開していく感じです。この演奏も、とても繊細でありながら流れが良く、じわっと心に響きます。今後の活躍が楽しみです。マーラー、ブラームス、チャイコの弦楽セレナード等を早く聴いてみたいです。

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