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シューベルト(1797-1828)

SACD 交響曲第9番『グレート』、5つのドイツ舞曲 I.フィッシャー&ブダペスト祝祭管弦楽団

交響曲第9番『グレート』、5つのドイツ舞曲 I.フィッシャー&ブダペスト祝祭管弦楽団

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月20日

    さすがにCDで聴く限りでは、木管楽器の楽器配置までは分かりませんでしたが(装置が悪い?)テンポ、リズム感、音色美とフィッシャー魔力に打ち砕かれました。シューベルトかくあるべし、という信念をお持ちの方にはやや邪道に聞こえる部分もあるでしょうが、古楽器系からジュリーニの引きずりまで、全部許せる私には、またひとつ宝物が増えた次第です。

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  • ★★★★★ 

    ばぶ  |  茨城県  |  不明  |  2011年05月12日

    いやぁ、本当に楽しい演奏ですね。このコンビはどんな曲も楽しげに奏でているといつも思いますが(この曲でそれでいいんですか?まぁいいかみたいなこともしばしばのような・・・)、グレートはそれが全面に出ている気がします。オケのうまさや特色ある音色とかはいつも通りですが、とにかく楽しい。グレート、あまり好きな曲じゃないですが、繰り返し聴いてしまいました(ということはグレート好きの方にはうけないんでしょうか)。終楽章は演奏することの喜びが弾けているようです。 ということで、僕も気に入りました。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年05月11日

    本盤演奏は2010年に録音されたものでフィッシャー/BFOはやはり昨年日本公演でもこの曲を演奏したらしいです。フィッシャー59歳の頃でBPOやVPOででも既に棒を振ってもおり所謂ハンガリー物から脱却して正に充実しつつある時期の演奏録音。演奏タイムは@13’04A15’30B14’24C11’40と私個人的には反復演奏上の事もありますが中の二楽章がバランス上で長く感じました。古楽器演奏でもあるのでしょう、グレイト交響曲の割りには重厚・長久感を前面に出すタイプの演奏ではなく楽器配置の影響もあってちょっとしたフレーズにおいて「鄙び・くすみ」とか「懐かしさ」を全体の躍動感で包んで行くタイプではないでしょうか。それは第1楽章・冒頭のホルンでいち早く現れます、茫洋として弱々しいスタートに続く弦では力強くテンポも速めになります。主題強奏でのレガート味は面白いですね・・・これも一変化。同楽章のフィナーレにおいても様々な色合いが少し切れぎれに・・・アッサリ味?・・・変化し時にはそれが一本調子に聴こえるのは残念。〆の切り上げも決して引き摺りません。第2楽章を包む雰囲気はあくまで軽く支配されますがややもすると(第1楽章でも感じたのですが)音色のミックスチュアが片寄せになる様でもありました。第3楽章での中間部ではこの演奏基調の懐かしさが活き独特さを味わいます。こうしてやや長めの中二楽章を終わって続く最終楽章は躍動感で対比感を出します。全体として最近のトレンド・手順が踏まれた演奏で、私などオールドファンには少しベクトル合せに迷いました・・・先のお二人のレビューの方の言われる事がよ〜く分かります・・・もうちょっと聴き込みましょう、余録の五つの舞曲は結構この演奏アプローチで新鮮に聴けました。当面OKランク以上としておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    meji  |  神奈川県  |  不明  |  2011年05月08日

    出だしのホルンはなんとナチュラルホルン!続いての木管は弦より前に定位するなんともユニークな音場。演奏も相当手練手管を尽くしていると思われるが、音楽自体は自然に流れていくし、録音もナチュラルなので、聴き終えても非常に心地がいい。ただし、これが何回も取り出して聴きたいと思うディスクになるかどうかは、今度はスコアを片手にもう一回じっくり聴かないと評価しづらい演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    猫荷古盤  |  熊本県  |  不明  |  2011年05月04日

    アルカス佐世保のライヴを聴いたのですが、グレートがとんでもないスケールの大きさで聴こえました。正面壁に横一列でずらりと並んだコントラバス。弓の持ち方はフランス式ではなく力強いこと。指揮台を取り囲むのは木管楽器の主席奏者たち。こんなのありなのか。この曲実演では3度聴きましたが、過去2回とまるで違う音楽でした。フィッシャー&ブダペスト祝祭管の第9番と、プレートル&ウィーンPの第2番を聴いた限り、シューベルトの交響曲というのは、同時代のベートーヴェンとはまた違う新しさを持った音楽だということが分かりました。これはまぎれもなくブルックナーやマーラーの交響曲の先祖なのだと思ったことでした。レコーディングもライヴと似た条件だったのではと想像できる音楽です。この曲は名曲ゆえ名盤が数多いのですが、フルトヴェングラー、ワルター、クレンペラー、ケルテス、カラヤン、ベーム等とは明らかに演奏の目指すところが違います。私は気に入ったのですが、皆さんは如何ですか?

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