ピアノ協奏曲第5番『皇帝』、ピアノ・ソナタ第28番 カサドシュ、ロスバウト&コンセルトヘボウ管弦楽団
検索結果:2件中1件から2件まで表示
-
jin | 長野県 | 不明 | 2024年01月26日
皇帝は意外と中庸な演奏でしたが、28番のソナタは聴きものでした。29番の前のソナタですが、規模が小さいながら交響曲のような構成の曲で、これをロマン的な解釈で聴かせてくれます。特にフィナーレは入魂の演奏!これを皇帝でもやってくれれば...と、思ったりも。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
eroicka | 不明 | 不明 | 2011年05月14日
15年ぐらい前にPHILPSレーベルのヒストリカルものシリーズで出ていたものの再発売。以前のCDも持っているが、安さにつられて買ってしまった。指揮がマニアにしか受けないロスバウトだけに、10年ほど、たまに大型中古店でしかお目にかからない状態だった。クラシック界も様変わりする中で、こうした隠れ名盤を世に問い続けるレーベルの心意気を感じる。コンセルトへボウとロスバウトという異色の組み合わせのセッション録音(1961年)だが、カサドシュの端正で典雅な演奏ぶりよりもロスバウトの指揮ぶりの方に瞠目させられる。ロスバウトは終始、快速で演奏をリードしてゆくのだが、メンゲルベルク時代をしのばせる引き締まったアンサンブルと輝かしい響きを、この名門オケから引き出してくれる。高域のヒスノイズは年代相応だが、生々しく豊麗なステレオだ。ロスバウトはこの翌年急逝しており、意外にステレオのセッション録音は多くないので貴重だ。カサドシュはミトロプーロスやカイルベルトらとのライヴがあり、そちらの方がのびやかに本領を見せている。余白のソナタはモノラルライヴだが、10年ほど前にフランスSONYが出したもの一連のオランダライヴ同様、カサドシュの美しいタッチと豊麗な響きを楽しむにはもってこいの演奏である。。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:2件中1件から2件まで表示