ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ラフマニノフ:ヴォカリーズ、他 バティアシヴィリ、グリモー、サロネン&バイエルン放送響
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2018年02月28日
このアルバムのメインであるショスタコーヴィチの『ヴァイオリン協奏曲第1番』が以外とオーソドックスに感じられて少し残念。 近年ではハーン。一昔前ではコーガンとスヴェトラーノフの演奏が頭に刷り込まれていて、この曲は攻撃的なソロを弾いてくれないと満足出来なくなっているようだ。 カンチェリの『VとV』やペルトの『鏡の中の鏡』の演奏が興味深く、現代作曲家の作品を今後是非録音してほしい。 ラフマニノフの『ヴォカリーズ』は感情が込められていてとても良い。 リサ・バティアシュヴィリの父、タマシュ・バティアシュヴィリ編曲によるショスタコーヴィチの『抒情的なワルツ』は独特の雰囲気があり面白かった。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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martin | 神奈川県 | 不明 | 2011年04月18日
はじめてバティアシヴィリを聴きました。美しいヴィブラートの音色による抒情的で音楽的なショスタコーヴィチ。 例えば冷徹なまでのテクニックと知性のムローヴァやハーン、テンションの高さで切れ味の鋭いMIDORI、オイストラフ〜コーガン〜ヴェンゲーロフのロシアの伝統を感じさせる数々の名演盤に比べると独自性という意味ではやや押しが弱い気もしますが、音楽性の高さや奏者の優れた資質は充分に知ることができました。サロネンの棒は素晴らしいですし、カップリングも絶妙でとても楽しめました。カンチェリやペルト作品での彼女の感性は光るものがありました。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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