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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第5番、第7番 クリュイタンス&ベルリン・フィル

交響曲第5番、第7番 クリュイタンス&ベルリン・フィル

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年02月16日

    クリュイタンスと言えばどうしてもフランス系音楽を連想し独墺系でモーツァルト、シューマン、ブラームス、ブルックナー、マーラーなどの作品には殆ど縁が無かったものの唯一ベートーヴェン作品には高い評価を得ております。中でもオイストラフのヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲(1958年録音)はオイストラフの演奏がメインではありますがバックを務めるクリュイタンス/FNROのサポートがこの曲の性格とマッチして最高ランクの名演奏として今日でも高い評価を得ております。そしてこの1958年頃(クリュイタンス53歳頃)BPOを振って収録した交響曲全集(EMI)も全体としてBPOの重厚さと堂々たる推進力にある種の満腹感があり若干感触的には分厚過ぎる面を私は感じてはいたものの素晴らしい演奏となっております。ただ本交響曲収録集の直後といっても良い時期の1961〜1962年に同じBPOでカラヤンにより録音されたDG全集盤もあったせいか少し影薄く、更にクリュイタンスの指揮性向から深刻・峻烈・厳格で攻め上げる曲より先のヴァイオリン協奏曲の様なおだやかな曲に向いているとされベートーヴェン交響曲でも私のLP時代ではどちらかと言えば「田園」交響曲に代表される偶数番曲にだけ注目されていた状況でありました。ところが本盤演奏、奇数番曲である第5番(1958年録音、タイム@8’24A9’51B5’29C9’08)は実に説得力のある演奏に仕上がっており特に第1楽章のどっしり感と腹もたれ感の無い第2楽章が素晴らしいですし第7番(1957年録音、同@13’34A9’27B8’24C7’04)での最初の楽章でのスタート響きの豊かさから重戦車の如く展開して行き最終楽章への高揚感に結集して行く運びは曲そのものからとは別の演奏芸術のなせる業であります。ドイツ系指揮者では味わえぬ大人の雰囲気も醸し出す(洒落っ気では片付けられない雰囲気)クリュイタンスなのです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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    えぴおう  |  愛媛県  |  不明  |  2011年02月25日

    レコ芸の再発盤評にもあったように元の録音が良い。年代からすると、よくこれだけきれいな音でとれていたなあと感嘆してしまいます。HS-2088盤など近年のリマスタリング盤や輸入盤は聴いたことがないので分かりませんが、昔の国内盤CD(箱物交響曲全集かセラフィムの廉価盤シリーズ)を持っている人は無理して当盤を買うことはありません。えっ?でも聞いてみたい?分かります。その気持ちw(オタケンレコードには輸入盤では入手できないシューリヒトの第9ステレオ盤とかの鏡面CD化をしてほしい。きっと売れるでしょう。クリュイタンスならベタですがフォーレのレクイエムやラヴェルの管弦楽曲集と言いたい所ですが、本家かエソテリックから、SACDで出してもらう方がやっぱいいですよね)

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