フランク:交響曲、リムスキー=コルサコフ:ロシアの復活祭 キリル・コンドラシン&バイエルン放送交響楽団
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2016年02月21日
フランクの交響曲には、ロシア(ソ連)の指揮者による興味深い演奏が意外と残されている。アーロノヴィッチ、そして、このコンドラシン。テンポは、ゆっくりじゃないんだろうけど、実に細かく理に適った表情付けをしていて、しかもダイナミック。オケはタマラナイだろうけど、メリハリ、次々やってくる変化に的確に、厳しく対応させた名演奏。流石だ、立派。ロシア的メロディアスで大きな音と、ドイツ的な重厚な、悩める音のせめぎ合い、混合プラス、ベルギー・フランス的な美しさ、官能、軽味、オルガン的な響きや、廻り回っての、神と人間の複雑さ、優しさ、社会の粗暴、そして、希望を見事提示している。コルサコフは、今まで聴いた演奏と、ちょっと違う。コンドラシン、恐るべし。早逝が、悔やまれる。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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