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Tchaikovsky (1840-1893)

CD Sym.5: Mravinsky / Leningrad.po (1977.10.19 Tokyo)

Sym.5: Mravinsky / Leningrad.po (1977.10.19 Tokyo)

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Showing 16 - 30 of 35 items

  • ★★★★★ 

    タコ8  |  金沢市  |  不明  |  16/December/2006

    一切が終焉を迎えようとも他の追随を絶対許さぬ不滅の世界記録保持者が天空を仰ぎ馳せた超越的理想の片鱗が煌く。幾宇宙周期もの間、高度3万フィート上空を飛び交い続けている不死鳥の透明な飛翔曲線の傍らで、蒼い稲妻が天啓により時空を一挙に断裂する瞬間がある。別世界の岩石が発する太古よりの臭気が、世の生に対する後悔も孤独の忘我へと融解する。音楽の妖精たちが30年前の夜のNHKホールに現れ無邪気にカクレンボを始め、人臭の物音とノイズの壁の向こう側から顔を覗かせては走り回り、楽器の裏側に姿を隠し笑い合ったりしていた。

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  • ★★★★★ 

    ゲルマン魂  |  千葉県船橋市  |  不明  |  07/November/2006

    Altusへの偏見がありAltusリリースのものは無視してきましたが、偶然日本公演の「悲愴」を聴いてその素晴らしさに愕然としました。今頃ではありますが、Altusからリリースされた日本公演のものを聴き始めています。当演奏も素晴らしいもので非常に感激致しました。録音状態の定義は難しいものがありますが、私は演奏家よりもエンジニアが前面に出るようなものよりも(かつてのデッカ・サウンド等)、演奏会そのままの空気や熱気を誠実にCD化するものを評価したいと思います。その意味では当CDは世界に誇れる素晴らしいものだと思います。

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  • ★★★★★ 

    イリュミナシオン  |  京都  |  不明  |  08/May/2006

    録音状態についての批評が多いようですが、伝わってくる迫力はものすごい。演奏の凄絶さ伝える録音という点では、自分は不満を感じなかった。人々がこだわる「音質」ってなんだろうと思ってしまう。残響が強いとか、音の分解度が低いとか、ノイズが残っているというのはたしかですが、デジタル録音的な「音質の良さ」は、かえって演奏の本質を失わせる場合もある。要するに「音質」への評に走れない。この演奏を聴いた感動に嘘をつけないです。

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  • ★★★★★ 

    Dante  |  大阪  |  不明  |  16/April/2006

    奇跡的とでもいうしかない演奏です。全編にみなぎる緊張感。何かが降臨したような気さえします。 ライヴ録音のために、残響が最初は気になります。音質も最善とは言い難い。だけれども、演奏そのものの凄まじさはわれわれの心臓を直接つかんでしまいます。録音状態がどうのこうのということは、吹き飛んでしまいます。すごい!

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  • ★★★★★ 

    シアリル・ルイスX  |  金沢市  |  不明  |  15/September/2003

    何回か聴いてみましたが、録音は確かに特異です。でも、うちの近所の文化ホールの2階席でオーケストラの音を聞いたらこんな感じに聞こえますよ(ティンパニーは小さいですね)。響きが溶け合って聞こえるのでDGなんかのより好きです。4楽章の冒頭で鋼の壁をド〜ンとぶち当てられたような衝撃は忘れられません。

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  • ★★★★★ 

    でんすけ  |  山形県  |  不明  |  11/July/2003

    遅れ馳せながら聴いてビックリしました。あちこちに魔物が潜んでいて様子を伺っています。 現れては立ち消え、居なくなったなぁと思えば、自分の真後ろで大きく手を拡げている・・・・。肺腑をえぐるといえば大げさですが、とてつもない物に魂をとらまえられるようなスリルがあります。録音が悪い? 最初に出たショスタコなんかの十倍はイケテルと思います。ただし、収録時間は短すぎです。で、九点。

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  • ★★★★★ 

    TJ  |  小田原市  |  不明  |  29/June/2003

    残念ながら実演を聴けなかったものの、実演を聴いた方々が口を揃えて、 凄かったとおっしゃる、その比較する 物の無い独特な感じの片鱗が、他のメロディアやDGの録音よりもはるかに 伝わる名録音!!

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  • ★★★★★ 

    ぷーすか  |  東京  |  不明  |  27/June/2003

    恐らく許光俊氏は、実演時の雰囲気の再現度という点で、「音質が良い」と言いたかったのではないでしょうか?複数本のマイクを使うマルチマイク録音では微妙なニュアンスが失われてしまうことが多いようです。実際私も聴きに行った演奏会がテレビで放送されるとかなり印象が異なったりした経験がありました(ヴァントの来日公演など)。その意味では許氏に同意できますが、やはりこの音の遠さと盛大なテープヒスはちょっと…という感じです。

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  • ★★★★☆ 

    弘  |  千葉県  |  不明  |  26/February/2003

    実際に演奏会で聞いた者のとしてはうれしいかぎりです。すごかったですよ。  CDは音質は満足できる物ではないですが、雰囲気は出ていますね。演奏会ででるキズも気になりません。  こんな演奏があると知っていただけただけでも価値が高いと思います。  ついでに、プログラムの冒頭のトゥオネラの白鳥も良かったですよ。冒頭の部分、音が何層にもなって見えるような錯覚を致しました。  後年の演奏会もCD化されると良いですね。幻想交響曲はどのような演奏だったか興味がもたれます。

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  • ★★★★★ 

    ヒデ  |  神奈川県厚木市  |  不明  |  23/February/2003

    超絶の名演である。特に他を圧する金管楽器の強奏は何物にも代えがたく、数多い同曲の録音の中でベスト盤である。

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  • ★★★★★ 

    禍有修理人  |  東京都豊島区  |  不明  |  07/February/2003

    これまでムラヴィンスキーというと、「厳格」「剛毅」といった印象が強かったのですが、「しなやかさ」「芳醇」といった趣がむしろ本質的だったのですね。オケの統率とかいう問題以前の、彼の己心の「理想」「イメージ」「意図」が圧倒的な境地にあるのですね。皆様の御意見に録音や実演との比較についてありましたが、実演を聴く可能性すら無い世代としては、この録音は粗末なラジカセで聴いても圧倒的な感銘を得ることができたことを強調しておきたいと思います。

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  • ★★★★★ 

    tamaki  |  千葉県  |  不明  |  31/January/2003

    骨太で、ロシアの大地を感じさせる名演です。雄大でかつ流麗な弦の響き、金管の激しく力強い音、特に2楽章の冒頭のホルンは胸に響きます。けっして甘さに流されることはありません。チャイ5の中でも名盤中の名盤です。

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  • ★★★★★ 

    ドラミヤ  |  岐阜県  |  不明  |  28/January/2003

    第4や悲愴と比べて劣ると思われているこの曲を、ムラヴィンスキーはベートーヴェンの第5の如く対峙する。チャイコフスキーは彼にとって神であったことを再認識するとともに、自らも神と化したこの演奏を聴かずして、チャイコフスキーを、そしてムラヴィンスキーを断じて論じてはならない。

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  • ★★★★★ 

    surji  |  shizuoka  |  不明  |  24/January/2003

    万人はムラヴィンスキーにひれ伏すべきである。ゲルギエフなぞまだまだ足元にも及ばない。このディスクを聴き終えて、私は生まれてきて本当によかったと感じた。

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  • ★★★★★ 

    いやみなぶらいあん  |  不明  |  24/January/2003

    この録音状態にも関わらず、これだけ細部のデュナーミクやニュアンスが伝わって来るのは驚きで、純化され切った表現(精神か)がカミソリの様なアンサンブルによって表出する様は、オーロラのような炎を見るみたいだ。誠に恐るべし、ムラヴィンスキーである。

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