ヴァイオリン協奏曲第3、5、6番 ティボー、パレー&ラムルー管、ミュンシュ&パリ音楽院管、サージェント&交響楽団
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2010年07月05日
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲は、若書き故に、ピアノ協奏曲と比較すると作品の質が格段に落ちる。それ故に、相当に優れた演奏でないと、その魅力を表現することはできないのではないかと思う。最近では、クレーメルが二度にわたって全集を録音したが、ヴァイオリンを敢えて歌わせず、古楽器奏法的な現代的アプローチで、前衛とも言うべき優れた名演を成し遂げたが、その他の演奏では、なかなかクレーメルのレベルには達していないように思われる。今回、オーパスからティボーの歴史的な名演が復刻されたが、クレーメルとは何と言う違いであろうか。ヴァイオリンをヴィブラートやポルタメントを駆使して、これ以上は求められないような情感豊かに歌い抜いている。ティボーの凄さは、どんなにヴィブラートやポルタメントを駆使しても、やりすぎの感じがせず、フランス風のエスプリとも言うべき芸術性をいささかも失わうことがないという点にあると考える。正にセンスの塊とも称すべきであり、これぞ、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の古典的名演の最高峰と高く評価したい。オーパスによる名復刻を持ってしても、音の古さはどうしてもぬぐい去ることはできないが、ティボーのヴァイオリンについてはかなり鮮明に再現されており、音質においても、かなり満足できるレベルに仕上がっていると言える。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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エチーニ | 東京都 | 不明 | 2010年04月25日
モーツアルトのコンチェルトに関して言えば、彼は文句なしだ。 6番は贋作らしいが、それも問題ない、ティボーはモーツアルトの生まれ変わりだ。 この曲に関してはティボー自身会心のできと自負している。 パレー指揮の二曲も至上だが、メジャーレーベルでは6番はEMIのティボー全集以来の復刻になる。OPUS蔵は失敗が許されない。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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