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スメタナ(1824-1884)

CD 連作交響詩『我が祖国』 エリシュカ&札幌交響楽団

連作交響詩『我が祖国』 エリシュカ&札幌交響楽団

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  • ★★☆☆☆ 

    ALFA147  |  静岡県  |  不明  |  2018年01月16日

    一連のエリシュカ/札幌のディスクは概ね好評なようですが、 「そんないいいとは思えない。」というのが正直なところです。 札幌交響楽団は生で聴いたことがあり、熱い心のこもった演奏をすることは分かっています。 一連の録音全てにおいて、まず録音が自然でない。どう聴いてもイコライジングしているのが分かります。日本の録音技師さんたちは何故こうも「アルバムを作る。」という不自然な録音をしてしまうのでしょう・・・ 自然なありのままの音を収録をせず、作品を作ろうとしてしまう。 演奏ですが、解釈自体はいいのですが、オーケストラの音の薄さや力量の限界が聴こえてしまいます。あまたある録音の中では、残念ながら分が悪いとしか思えませんでした。

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  • ★★★★★ 

    北の火薬庫  |  北海道  |  不明  |  2011年02月26日

    北海道に住むクラシックファンとしては、札幌交響楽団の活躍は非常にうれしい。kitaraができてから、その実力が上がりかつてとは比べ物にならなくなっている。尾高さんの一連のCDも変貌した札幌交響楽団を伝えるものとして秀逸と思うが、一番は、この「わが祖国」であると思う。重心の低い弦の音、豊かなホールトーン! 北の大地でも、このような演奏が聴けることを示している。またエリシュカを尊敬する団員たちの喜びに満ちた音が聞ける。素晴らしい演奏として海外にも紹介できるCDを持ったことは、どさんこ(北海道民)として望外の幸せである。

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  • ★★★★★ 

    ウェスタン・サウンド  |  東京都  |  不明  |  2010年07月08日

    このCDは札響の金字塔として末永く愛聴されるであろう名盤だと思います。NHK交響楽団の演奏も力強くまれに見る名演奏だと思いましたが、札響の演奏も(ホールの良さが楽団を育てるといわれる、良い例だと思いますが)、実に繊細な表現が、にじみ出ている名演だと思います。録音に関してですが、両極端の意見が見られます。僕は、音のブレンド感といい、各楽器の粒立ちといい問題ないと思います。録音レベルのことですが、十分な自然な音の伸びを確保した優秀な録音で評価できると思います。私の家では、ウェスタン・エレクトリック社製の真空管アンプと同社のコピーのスピーカーで聴いていますが、実にアコースティックが自然で、無理に圧縮していない、まれに見る良識を持った録音だと思います。近年の無理矢理レベルを上げて電気的なアコースティックを加え作られた音に比べると実に自然な響きだと思います。各楽器の音をマイクで直接にとらえて、多数のマイクの音をミックスして作った音と違い、メインのマイクの比率が高く、たぶん少ない補助マイクの数に抑えて、ブレンドされた音をかなりバランス良く録音している感じに聞こえます。しかしこれらの録音スタイルは、ある面好みだと思いますが、決してマエストロが悲しむような、悪い録音ではないと思います。

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  • ★★★☆☆ 

    TANNOY  |  北海道  |  不明  |  2010年07月03日

    単刀直入に言いましょう。エリシュカ氏の音楽造りやコンセプトに対して 批判するところは皆無といってよいほどありません。それは札響のコンサ−トで皆さんも体験済みだと思います。滋味あふれる演奏内容に「感激」の一言です。ここからはエリシュカ氏ではなく、このたびのCD製作陣に対しての苦言であります。ご存知の通りキタラは音響面での良い評価が日増しに高まっており、道民として誇りに感じております。そんなキタラ録音でこんなひどい音質のCDを製作してどうしたのでしょうか? 羅列したいのですが、好みもありますので、絶対に譲れない一点だけ!CDの「録音レベル」の低さはどうしようもありません。かなりのボル−ム位置にしなければ他のCDと同じ音圧レベルになりません。その影響なのか、音楽全体に生気が感じられず「思い」が伝わりません。もう一度購入しなおしますので、「世間一般並み」の「録音レベル」のCDを発売してください。切に願います。このままではエリシュカ氏に申し訳ないことだと思います。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県  |  不明  |  2010年05月06日

    Kitaraマニア様と同様に4月の札響の定期演奏会会場で手に入れました。今回はエリシュカさんにサインをして頂きたく、わざわざ会場で手に入れました(HMVさんごめんなさい)が、楽屋口で張っていて?も残念ながら会えませんでした。という余談はともかく、このディスクはクーベリックチェコフィルの日本公演のCDを継ぐ、正当派の「我が祖国」のディスクとして位置づけられると思います。全体としてはサラッと流れる印象。テンポは弛緩せず力強い演奏が続きますがこれこそ正当派であると思います。何より、やはり故クーベリック、故ノイマンといった本流の演奏と同じ匂いがして大変嬉しくなりました。チェコの土や風の匂いがしてきそうな演奏ですね。今後チェコ音楽の本流をついでいくのは、エリシュカ札響のコンビしかないのでは?札響はシベリウスやチャイコフスキーなど、どちらかというと北国の音楽が合うとされてきましたが、私は中欧の音楽、特にヤナーチェクやドボルジャークの音楽が札響に合うと思っています。今回の4月の定期演奏会も録音されたという噂もあり、これで3年連続のライヴ録音が発売になれば、特にドボルジャークの5番が素晴らしく、これは札響ファンのみならず、クラシックファン全ての宝となるでしょうね。

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  • ★★★★★ 

    やまC?  |  京都府  |  不明  |  2010年05月05日

    この演奏、評価が二分してる。この演奏は上品で、まるで下品なところがない。録音についても、良いという人と悪いという人がいる・・なんでだ!  録音がよいと言ってる人は演奏がまずいというし、演奏がいいと言ってる人は録音がまずいという。 個人的な評価は私は後者のほうで、録音が今までの我が祖国収録の慣例にとらわれ間接音ばかり録り雰囲気を演出しようとして、エリシュカさんの精緻であり、メカニック的にデリカシーさが内包した音を録れてない気がする。 もっと、しゃかりきに直接音を録っても以外に大丈夫なのかもしれない。ちなみに、この演奏はわが祖国の熱い系名盤の苦手な私にとっては最高にツボにはまったので、N響の放送の様な音の収録だったら、もっとよかったと思う。エリシュカ翁には、スラブ舞曲を収録してほしいなとおもう。

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  • ★★★★★ 

    Kitaraマニア  |  北海道  |  不明  |  2010年04月20日

    4月16日の札幌交響楽団の定期演奏会会場で購入しました。 確かに、他のレビューにあるように録音レベルはちょっと低いようですが、演奏はそのようなことは支障にならない位すばらしいものです。このコンビの蜜月状態が曲の全体に亘って感じられ、数ある「我が祖国」の名録音の一群に加わる演奏です。 これまでの演奏もAランクに位置する演奏でしたが、協演の機会を重ねるに連れてマエストロ・エリシュカの音楽造りに俊敏にオケが反応しており、力みのとれたしなやかで重厚な仕上がりになっています。「あるべき姿」の我が祖国に仕上がっています。昨年実演も聞きましたが、このセッションもライブにひけを取らない熱演です。私見ですが、実演では残響の余韻の段階で、一部の聴衆のフライング気味の拍手があったためにCD化を避けたのではないかと思っています。 余談ですが、4月の定期で演奏されたドボルザークの第5番も大変良かったです。決してポピュラーな曲ではないですが、これまでの6,7番よりも更に表現力が発展していました。これもフライング拍手がありましたが、何とかCD化を望みます)。

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  • ★★★☆☆ 

    ホールインワン  |  神奈川県  |  不明  |  2010年04月17日

    「我が祖国」全曲を久しぶりに聴くので期待しながら聴き始めましたが・・・、あれ?この曲はこんなに平板で軽い曲だったかなと腑に落ちず、ノイマン/チェコフィル’75年盤(LP2枚組)と聴き比べてしまいました。35年前のLPの方が音が鮮明で、響きが厚い!次にCDの「モルダウ」をクナッパーツブッシュ/ベルリン(’41年)とオーディオのピークレベルモニターを見ながら聴き比べました。クナは冒頭から+dBで抉っていますが、エリシュカはずっと0dB以下でやっと8分位から1分間+dBになる演奏スタイルです。霞がかかったようなモルダウがエリシュカ流美学なのでしょうか。 2CDで2800円の廉価盤ということを考慮して、星3つ。

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  • ★★★★★ 

    フォン・デメヤン  |  東京都  |  不明  |  2010年04月13日

    昨年のN響定期演奏会で、聴衆の投票で最も感動した公演に選ばれた、エリシュカの「我が祖国」。この札響との録音は素晴らしい演奏です。「モルダウ」は、かのセルとクリーヴランドOに並ぶ超名演。細部に入念な表情を紡ぎながら、全体の組み立てもしっかり捉えたエリシュカの素晴らしい解釈。それに応えるオケも秀逸で、中学生時代に学校訪問や札幌市民会館で聞いた団体とは、見違えるほどの進歩ですね。弦楽セクション、管楽器セクションも充実しており、このCDは世界に通用する演奏だと思います。録音はやや録音レヴェルが低いけれど、アンプの音量をいつもより上げて聞くと、バランスよくブレンドされたセンスの良い音響設計に舌を巻きます。最近聞いたCDの中で、グルダのショパンとエソテリックの一連のDG、デッカの往年の名録音のSACDとともに、最も感動した一枚です。

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  • ★★★★★ 

    多摩湖  |  東京都  |  不明  |  2010年03月29日

    驚いた。個人的に、これはこの曲のベスト3に入る演奏です。残りのふたつはアンチェル/チェコpoのプラハの春ライブと、クーベリック/チェコpoの来日公演ライブですが、このエリシュカと札幌交響楽団の演奏もまったく引けを取りません。クーベリックの来日公演盤のような、なにかが憑依したかのような凄みはありませんが、そのぶん日常的に愛聴できるのはこちらかもしれません。なにしろ響きが美しい。それでいてスケールと迫力も全く不満はありません。こんな響きは、日本のオケのみならず、海外の一流オケでも滅多に聴けないと思います。ノーブルな音、というと陳腐になってしまいますが・・・。たとえば、フルネと都響の音が好きな方はきっと気に入られると思います。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2010年03月27日

    タイミング的に一枚に収められるはずだが、なぜか2枚組になっている。しかし、値段は一枚分。これまでの札響とエリシュカの録音から十分予想がつく秀演。金管を抑え気味に、弦が主体だが、高い音域でも音が痩せず、低弦は底力を感じさせる。木管が例によって薫り高い。セッション録音だが、どうやら一日で録ったようである。若干録音レベルが低いかなとは思うが、音自体はマスとパーツのバランスが良く、空気感を感じさせる優秀録音。実際のコンサートプレゼンスに近い音に仕上がっていると思う。クーべリック・ボストン響のようなライヴ感はやや薄めだが、鳴りっぷりがよく、スケールが大きい、まさしく大河のごとき「我が祖国」である。何より音色が美しく、これは世界市場に出しても高い評価を得るに違いない。

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