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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第7番 ジュリーニ&ベルリン・フィル(1985 ステレオ)

交響曲第7番 ジュリーニ&ベルリン・フィル(1985 ステレオ)

商品ユーザレビュー

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    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2014年03月06日

    これは、ジュリーニとBPOとは思えないくらい、縦の線が怪しい。実演では、それ相当に共演していた仲だと思うんだけど。特に、第二楽章に顕著、第一楽章は、コーダで、アッチェレランドの指示を守っていて、これは、ブロムシュテッドやプレートルと同じ。フィルハーモニーでの録音とは思えないほど残響が豊か。ジュリーニの気合も聞こえる。この演奏は、第三楽章と第四楽章が良く、特に、第四楽章は、竜頭蛇尾になりがちなこの曲の演奏にあっては、まことにスケールが大きく、頭でっかちの印象を取り払ってあまりある。完成度では、VPOとの録音に一歩譲ると思うけど、窮屈なところのない、生命力はこの演奏のほうが上だと思う。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年08月14日

    私の中では、これ、スゴイ重い曲で、それはやはり「ワーグナー追悼」の想いの込められた第2楽章によるところが大きいですな。さて、ところが、この演奏で聴いて何ともびっくり。重苦しさがなく、明るさやのびやかさが全体を支配して(第2楽章でさえも!)、まさにロマンティック交響曲となっております。一回目に聴いたときはなんだかそれが「軽さ」に思われて不満でしたが、あらためて聴きなおし、「ああ、こういうアプローチだってもちろんありうるねえ」と納得しました。そう思えば、実に立派な演奏です。8番と同様、打楽器がややオフなので、迫力はさほどではありませんが、このアプローチですから別によろしいのでしょう(あるいはもともとそんなに鳴らしていないのかもね)。

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  • ★★★★★ 

    さすらい人  |  神奈川県  |  不明  |  2010年03月28日

    ブル7を初めて聴いたのは、その昔NHK-FMで流れていたまさにこの演奏でした!優美でありながら推進力・熱気を失わない演奏にただただ心酔したのが、昨日のように蘇ります。その後、7番はいくつかのCD、実演を聴きましたが、これを超えるものをいまだ知りません。同指揮者のDGからのウィーンフィル盤と比べても、8番は甲乙つけ難いですが、7番は迷わずこちらです!個人的には、この曲に限ってはヴァントやカラヤンをも超える演奏です。ブル7に関心のある方には是非聴いてほしいと思います。

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  • ★★★★★ 

    おっさん  |  東京都  |  不明  |  2010年03月02日

    マエストロジュリーニさんと言えば、テンポが遅く粘っこい演奏というイメージがありましたが、この演奏を聞いて全くそのイメージが全く覆されました。本当に素晴らしい演奏で、ブル7の中でも、3本の指に入るような名演だと思います。しかし、ここ近年、ライヴの素晴らしいディスクがどんどん発売されていますが、コストもかかるセッション録音の存在感が薄くなっているように感じます。是非とも、ライヴ盤を超えるようなセッション録音の名演も期待したいものです。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年02月07日

    ジュリーニはブルックナー作品を録音し出したのは(第2番?)比較的年齢を重ねた頃からで以降は特に第7,8,9番に集中してライブを含め録音したようです。この第7番は1982年PHOとのライブ(演奏タイム計61’49)、1985年BPOとのライブ録音(タイム@19’06A21’46B10’42C12’17)そして1986年VPO盤(タイム@20’22A24’08B10’35C12’31)とHMVカタログではチェックされます。特に後二盤は録音年も近くBPO,VPOという各名オーケストラによる演奏はどうしても比べたくなりそうです。先ずやはりBPO,VPOのサウンド違いが大きいと言えるでしょう。少しだけ演奏タイムが短くなったこのBPO盤・・・あのカラヤン時代も日没期であった時でさえBPOはあくまでその鋼鉄機能美的音色は衰えずジュリーニの些かもたれる旋律重視方向をも活かした名演と言えるでしょう。ワグナー追悼の為に書かれたこの曲に失礼なのですが大体この曲で第2楽章は美しいと片付ける前に私は正直その長さにシンドさを覚える事もありあのヨッフム1986年ACOとのライブ盤では確か28分近くとまさにじぃつと我慢を強いられた感もありました(あくまで私の能力不足です)。それだけに本盤この楽章は少しでも締まっている事がしっとり感を倍加しているように聴けました。第1楽章に戻って初めの方は比較的淡々と透明感を意識しながら運び展開部からはBPO独特の力強さが頭をもたげてきます。第3楽章出だし音の捉え方、管楽器の鳴らし方が聴く方にすれば独特でもありやや主動機焦点を探しかねない状況にもなりましたがよく歌わせる中間部もあり風格はあります。そして最終章BPOの生気益々明快好調にもなりジュリーニの大息づかいがすっかり定着、ノヴァック版の為か打楽器の賑やかさに加え管楽器の咆哮は見事です。最高ランクにさせていただきます。なお、BPOとのブルックナーでは1984年の第8番も同時に同レーベルから出だされておりますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    SPRING  |  山形県  |  不明  |  2009年12月30日

    晩年の演奏に見られる遅めの濃密な表現と違い、颯爽とした「カッコイイ」名演だと思います。その上よく練り上げられた内容のある演奏で、この名曲の神髄を聴かせてくれます。終演後の会場の熱気もうなずけます。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年12月18日

    これは類まれなる名演だと思う。ジュリーニがテンポの遅い、粘着質の演奏を行う傾向が出てきた85年の録音であるが、本盤では、むしろ早めのテンポで引き締まった演奏を行っている。第1楽章の終結部など、猛烈なアッチェレランドをかけているが、決してやりすぎの印象を与えないのは、ジュリーニがブルックナーの本質を鷲掴みにしているからに他ならない。同時期にウィーン・フィルを指揮したスタジオ録音があるが、演奏の出来としては段違いであり、本盤は、ライブならではの熱気も相まって実に感動的だ。ベルリン・フィルの技量も特筆すべきであり、ジュリーニとの相性もぴったり。第7は、ブルックナーの交響曲の中でも優美さをたたえた曲であるが、ジュリーニの場合は、優美である上に、更に高貴さをも漂わせている点も見事だ。

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  • ★★★★★ 

    ねこまんま  |  東京都  |  不明  |  2009年12月16日

    素晴らしい〜〜月並みですが、それしか言葉が浮かびません。アダージョは美しくて心に染み込みます。

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  • ★★★★★ 

    マラ3マニア  |  東京都  |  不明  |  2009年12月06日

    ジュリー二炎の演奏。コバケンのようなうなり声が入ってるのはジュリー二の声?オケの燃焼度も高く、ウィーンフィルとのスタジオ録音とは別人のよう。ちょっと退屈な指揮者になりかけていたジュリー二。この一枚で私の評価は一変しました。

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  • ★★★★★ 

    ピジョンバレー  |  東京都  |  不明  |  2009年11月18日

    その昔、NHK-FMでオンエアされたものと同じものだと思います。大変感動した記憶があり、とても懐かしいです。前プロはペライアが弾いたモーツァルトの23番でしたが、そちらもそのうちCD化されるといいな、と思っています。

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  • ★★★★★ 

    mnorge  |  長野県  |  不明  |  2009年10月29日

    初めてのヨーロッパ旅行でベルリンを訪ね、この演奏会に出かけました。(ベルリンの壁があったころです。)初日は1階席から、二日目はポディウムから聴いたことが昨日のことのよう。ベルリンフィルの波打つような重量感のある響き、そして流れるような歌。ジュリーニは、指揮棒をやや低いところでうねるように振り、歌と響きを引き出す、その姿を忘れないように目に焼き付けました。 演奏終了後、鳴りやまない拍手とスタンディングオベーション。何度も何度も律儀にステージに現れ、はにかんだような笑顔で軽くお辞儀するジュリーニ。なかなか帰らない聴衆に、終わりを促すようについに照明が落とされて、やっとあきらめて帰路につく人々。ジュリーニへの尊敬と賞賛とがどれだけのものであるのか、痛烈に体験したベルリンでの忘れられない思い出です。

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